【前編】キャップドゥのテレワーク導入経緯やメリットを大公開!
キャップドゥがテレワークを導入した理由
はじめに、弊社「株式会社キャップドゥ」が、なぜテレワークを実施しようと思ったかについてご説明していきます。
そもそもテレワークってなに?
2020年の新型コロナ感染症の世界的な流行により、すっかり世間的にも言葉が定着した感のある「テレワーク」。テレワークは、もともと「tele(遠隔)」と「work(働く)」を合わせた造語で、「遠隔で働く」という意味になります。
実際に行われているテレワークを例に解説すると、「自宅やコワーキングスペースなどのオフィス以外から、ZoomやChatwork等のクラウドツールを活用して仕事をする」ということになります。
キャップドゥがテレワークをはじめたきっかけ
ここからは、弊社「株式会社キャップドゥ」がテレワークをはじめたきっかけについてお話していきます。
2016年3月、夫婦で「株式会社キャップドゥ」を創設。2ヶ月後の5月にはじめての息子が誕生し、どうしても「自宅でも仕事ができる環境」が必要になったことがきかっけでした。
業務が拡大するにつれて行ったのが、人材の募集でした。といっても、即戦力になってくれるような経験者は賃金も高くなるので、当時は雇うことができませんでした。そこでキャップドゥが着手したのが、基本的に誰でも扱うことができるクラウドツールを活用した「未経験者でも戦力にすることができる仕組み作り」でした。
最初に導入したクラウドツールは、業務にあわせたシステムを誰でも簡単につくれる「kintone」でした。そこから名刺をデータ化できる「biz compass」、オンラインストレージ「Dropbox」など、業務の拡大にあわせて使用するツールを増やしていきました。
そうして順調に会社の業績も上がっていったころ、最初は必要な手段として開始したテレワークを含む会社の仕組みが、自社の「強み」になっていることに気がついたのです。
次の項目では、実際にテレワークをしていて気がついた、テレワークのメリットについて解説していきます。
自社でテレワークをはじめて分かったメリット
ここからは、自社でテレワークを行ってみて分かったメリットについて解説していきます。
移動時間が無くなり生産性がアップ
テレワークによって自宅などで仕事を行うようになると、移動時間を削減することができます。実は、移動時間が無くなるだけでも、会社の生産性は大幅に上昇します。
理由のひとつは、移動に使っていた時間も業務に回せるので、単純に業務を行える時間が増えるためです。もうひとつは、満員電車や運転などの移動がなくなることで、心身の疲労が軽減されるという理由もあります。特に東京や大阪など、満員電車が当たり前となっている地域では、移動のストレスがなくなることによる生産性の向上には大きな期待がもてるでしょう。
参考までに、弊社キャップドゥの正社員数は6名ですが、2020年度の売上は約2.7億円の見込みです。(2020年7月17日現在)もしテレワークを導入していない場合(移動が発生している場合)、社員は倍の12人はいないと、この売上は達成できていないのではないかと考えています。
業務の効率化につながる
テレワークは移動がなくなるだけでなく、オフィスにいる場合に発生する電話の受け答えなど、業務の妨げとなっていた作業を行わなくて済むようになります。
つまり、社員が業務に集中しやすい環境になるため、業務の効率化につながります。
経費削減につながる
テレワークを実施することで、経費削減にもつながります。
具体的に、まず考えられるのは社員の通勤交通費の削減です。続いて、オフィスを構えるにしても出勤社員が減り最小限で済むようになるので、家賃の削減にも繋がります。
また、テレワークと同時にペーパーレス化も行えば、印刷コストなども同時に削減することができます。
全国の優秀な人材を雇用できる
会社の業務をテレワーク化することで、社員は「通勤」する必要がなくなります。つまり、これまで人材を雇う基準の根本には「距離」がありましたが、テレワーク化によって距離の概念がなくなるので、全国的に優秀な人材を雇えるようになるというメリットもあります。
少子高齢化対策としても有効(育児との両立)
テレワークを導入することで、育児とも両立できるようになります。「育児休暇で休む」以外の選択肢としてテレワークを用意しておくことで、戦力の離脱や働く側のモチベーションの維持にも役立つでしょう。
また、「子どもが居ても働ける」という安心感から、少子高齢化対策としてもテレワークは注目されています。
新型コロナを含む感染症や災害対策
大雨や台風、地震などの災害時や、コロナなどの感染症の流行時に備えて、テレワーク環境(ICT環境)を整備しておくことはとても重要です。
テレワーク環境(ICT環境)が整備されていれば、上記のような非常時であっても、社員道の安全確認や情報伝達を迅速に行うことができます。
また、今回の新型コロナのような非接触が推奨される感染症が流行した場合でも、テレワークを導入していれば感染リスクを減らしつつ業務を遂行することができます。
テレワークの使用ツールや課題は?
この記事では、弊社「株式会社キャップドゥ」がテレワークを開始したきっかけや、実際に運用してわかったメリットなどについてご紹介してきました。
この記事をお読みになった方のなかには、
「テレワークは良いことづくめに見えるけど、デメリットや注意点はないの?」
「実際にテレワークをしていくためのツールは何を使えばいい?」
などの疑問を抱いた方もいるのではないでしょうか。
テレワークの課題や、テレワークに必要なツールについては、次回の【テレワーク後編】記事にて詳しくご紹介させて頂きます。
また、「テレワークを導入したいから詳しく話を聞いてみたい」といった企業様は、キャップドゥまでお問い合わせください!