【後編】テレワーク導入でわかった課題や注意点とおすすめツール
前回記事のおさらい
前回の記事では、弊社「株式会社キャップドゥ」がテレワークを導入したきっかけや、実際にテレワークを導入してわかったメリットなどについてご紹介してきました。
>>【前編】キャップドゥのテレワーク導入経緯やメリットを大公開!
後編となる今回の記事では、主にテレワークの課題や注意点、テレワークに役立つクラウドツールなどについてご紹介していきます。
テレワークの課題・注意点
はじめに、テレワークの課題や注意点について解説していきます。テレワークのメリットは前回の記事でお話しましたが、課題や注意点についてもしっかりと理解しておきましょう。
業務を詰め込み過ぎてしまう
前回の記事で「移動時間が無くなり生産性がアップ」というテレワークのメリットをご紹介しました。
しかし、逆にいうとテレワークは移動時間がなくなる分、隙間なく業務を詰め込めるので、オーバーワーク気味になってしまうというデメリットにもつながります。
対策としては、短い休憩時間をこまめに挟むなど、会社としてテレワーク中のルールをしっかり定めて、社員にもそれを守ってもらう努力が必要となります。
食事の時間をおろそかにしてしまう
こちらも、上記でご紹介した課題点と似ていますが、テレワークは一人で作業をしている場合が多くなり、集中しすぎて食事の時間をおろそかにしてしまいがちです。
対策としては、時間がきたらしっかりお昼休憩をとるということを会社としてもしっかり通達すると同時に、社員自身もテレワーク中の休憩をしっかり意識することが大切です。
社員一人ひとりが、自分で自分を管理する必要がある
テレワーク中は上司や他の社員の目が基本的に届きません。そのため、上記でも解説してきた「仕事のしすぎ」や「休憩をおろそかにしてしまう」といった事態も発生しやすくなります。
ここで重要なのは、社員一人ひとりが、「自分で自分を管理・スケジューリングしていく」という意識です。社員一人ひとりがこういう意識をもつことで、会社からいわれなくてもテレワーク中にしっかり休憩をとったり、業務を無理ない範囲に留めたりすることが、自然とできるようになると思います。
逆をいえば、テレワークを導入する会社は、社員に対して「自分で自分を管理する」という意識をもてるように教育していく必要があります。
部下の頑張りが見えにくい
テレワークの課題として、部下が隠れて努力をしていても、上司に気付かれにくいという点もあります。
日本のサラリーマン社会では、長く社員の「陰の努力」を求める風潮があり、会社によっては現在もあるでしょう。しかし、テレワークで例えば休みの日も働く、休憩せずに働くなどの「陰の努力」をしても、上司には伝わりません。
それどころか、「自己管理ができてない」ということで、上司からの評価が下がってしまう可能性もあります。
テレワークを導入する企業は、これまでの古い考え方による評価は行わないということを、社員にしっかりと伝えて理解してもらうことが大切です。
キャップドゥがテレワークで使用しているクラウドツール
ここでは、弊社キャップドゥがテレワークで使用しているクラウドツールと、その役割を簡単に紹介していきます。
kintone
kintoneは、キャップドゥがテレワークの最初期から使っているクラウドツールです。kintoneは、キャップドゥのテレワークにおいて、kintone以外のツールの情報を集約し管理する中心的な役割を果たしています。
kintoneの最大の特徴は、「アプリ」と呼ばれる業務システムをプログラミングの知識がない社員でも簡単に作成できることにあります。
kintoneについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>kintone(キントーン)とは?導入メリットや特徴・価格
Dropbox(Dropbox Business)
Dropbox(Dropbox Business)は、インターネット上にデータを保管できる「オンラインストレージ」の一種で、Dropboxのフォルダに保存したファイルやデータは、保存したときと別のパソコンや、スマートフォン・タブレットなどからもアクセスが可能になります。
Dropbox(Dropbox Business)について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>Dropbox(ドロップボックス)の導入メリットや容量・料金
freee(フリー)
クラウド会計ソフト「freee(フリー)」は、面倒なイメージがある経理業務を自動化してくれるのが特徴の、クラウド型(オンライン型)の会計ソフトウェアです。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)」について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>クラウド会計ソフト「freee(フリー)」とは?メリットや料金
MoneyForwardクラウド
MoneyForwardクラウドは、「会計freee」と同じく、クラウド型の会計ソフトです。取引データの入力作業などを自動化できるので、会計業務の時間を大幅削減できます。
MoneyForwardクラウドについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>マネーフォワードクラウドとは?メリットや安全性を徹底解説
Zoom
Zoom(ズーム)は、WEB会議を行うためのクラウドツールで、テレワークには欠かせないツールとも言えます。パソコン以外でも、スマートフォンからも会議に参加できるのが特徴です。
Chatwork
Chatworkは、クラウド型のチャットツールで、日々の業務のやり取りや報告などを簡単に行うことができるツールです。コミュニケーション不足になりがちなテレワークにおいて、重要なコミュニケーションツールと言えます。
biz compass
biz compassは、社内名刺を資産として一括管理することができる、クラウド型の名刺管理サービスです。
SATORI
SATORIは、見込み顧客の創出・育成・分類を行うMA(マーケティングオートメーション)ツールです。
Bizer team
Bizer teamは、リアルタイムに業務の進捗を共有し、プロセスを可視化できる生産性向上を目的としたチームタスク管理ツールです。
Touch On Time
Touch On Timeは、シェアNo.1のクラウド型勤怠管理システムで、業務改善だけでなく、テレワークで欠かせない社員の残業時間削減、休暇管理にも効果的です。
Holmes
Holmes(ホームズ)とは、契約書の作成、承認、締結、管理までを一括で管理・運用することができる、クラウド型の電子契約管理システムです。
Googleカレンダー
Googleカレンダーは、クラウド上でスケジュール管理ができるカレンダーツールで、社内で予定を共有することも可能です。
キャップドゥはテレワークで売上2.7億(営業0人)を達成見込!
キャップドゥはテレワークの導入によって、正社員6名・営業0人にも関わらず、2020年の売上は2億7,000万円を達成できる見込みとなっています。(2020年7月27日現在)
少人数かつ営業なしでこれだけの売上を達成できた一番の要因となっている、やはり「テレワーク」による生産性の向上が大きいと考えられます。
現在、今後の「ウィズコロナ」の時代に合わせて、テレワークの導入を検討されている企業様の中には、
「テレワークのノウハウがないから何から手を付ければいいか分からない……」
といったお悩みを抱えている企業様も多いと思います。
テレワークのノウハウが豊富にある「キャップドゥ」であれば、企業様ごとに最適なテレワークの方法を詳しくご案内することが可能です。
テレワークの導入を検討されている企業様は、ぜひ「キャップドゥ」までご相談ください!