業務データと帳票業務を、分断させない 〜「楽楽明細 for kintone」を私たちが開発し、提供している理由 〜

株式会社キャップドゥー・ジャパンは、サイボウズkintoneを活用した業務改善・業務DXの支援を行っている会社です。
私たちはこれまで、多くの中小企業・自治体・各種団体の業務に向き合い、現場の声を聞き、業務フローを整理し、「ITで何ができるのか」「どこから変えるべきか」を一緒に考えてきました。
その中で、業種や規模を問わず、驚くほど共通して存在していた課題があります。
それが、「業務データ」と「帳票業務」が分断されているという問題です。
多くの企業で起きている、帳票業務の現実

たとえば、こんな状態を見たことはないでしょうか。
- ・顧客情報はExcel
- ・商談・案件管理は別のシステム
- ・見積書は手作業で作成
- ・請求書はさらに別のツール
- ・最後は人が確認・転記・修正
どれも「昔からやっているから」という理由で続いている業務です。
しかし、この状態では、
- ・二重入力が発生する
- ・転記ミスが起きる
- ・誰かが休むと止まる
- ・業務が属人化する
といった問題が必ず起こります。
私たちは、この構造そのものを変えなければ、本当の意味での業務改善やDXは実現しないと考えています。
kintoneとは何か ?

業務アプリではなく「業務の中心」
サイボウズkintoneは、ノーコード/ローコードで業務アプリを作成できるクラウドサービスです。
顧客管理、案件管理、商談管理、見積管理、在庫管理、発注管理など、企業ごとに異なる業務を、柔軟にアプリ化できます。
しかし、私たちキャップドゥー・ジャパンがkintoneを業務の中心に据えている理由は、「アプリが作れるから」だけではありません。
kintoneは、
- ・業務データを集められる
- ・データ同士をつなげられる
- ・外部システムと連携しやすい
業務データのハブとして非常に優れているという点に、大きな価値があります。
楽楽明細とは何か?
帳票業務を”人の作業”から解放する仕組み
楽楽明細は、請求書・納品書・支払明細などの帳票を、電子発行・Web配信・郵送代行まで一気通貫で行えるクラウドサービスです。
帳票業務は、
- ・正確性が求められる
- ・手間がかかる
- ・ミスが許されない
にもかかわらず、多くの現場では「人の頑張り」に依存しています。
楽楽明細は、この帳票業務を「仕組みで回る業務」に変えてくれるサービスです。
それでも残っていた「最後の壁」
kintoneも楽楽明細も、それぞれ単体では非常に優れたサービスです。
しかし、私たちが現場で聞いてきた声は、決して「すべて解決した」というものではありませんでした。
- ・kintoneのデータをそのまま使えない
- ・帳票用に別途加工が必要
- ・結局Excelやcsvを介している
つまり、kintoneと帳票業務の間に、見えない断絶があったのです。
この“最後の壁”を越えるために、私たちは「楽楽明細 for kintone」を開発しました。
楽楽明細 for kintoneとは?

楽楽明細 for kintoneは、kintoneに蓄積された業務データを、楽楽明細へスムーズに連携するための連携サービスです。
特徴は、とてもシンプルです。
- ・kintoneのデータをそのまま活用
- ・二重入力をなくす
- ・修正はkintone側だけで完結
これにより、
業務データはkintone、帳票業務は楽楽明細
という、自然でわかりやすい役割分担が実現します。
活用シーン①
kintoneで業務を一元管理し、帳票までつなげる
kintone上で、
- ・顧客アプリ
- ・案件・商談アプリ
- ・見積アプリ
- ・請求管理アプリ
を構築し、それらを連携させます。
商談成立から請求書発行までの流れを、一つのデータの流れとして設計できるのが大きな特長です。
帳票作成のためだけに、別のツールやExcelを立ち上げる必要はありません。
活用シーン②
kintoneを「業務データのハブ」として使う
私たちは、「既存システムを無理に捨てないDX」を重視しています。
実際の企業には、
- ・基幹システム
- ・販売管理システム
- ・在庫管理システム
- ・Excel
- ・Access
といった資産が存在します。
これらをすべて置き換えるのは、現実的ではありません。
ASTERIA Warp × kintone × 楽楽明細

そこで活躍するのがASTERIA Warpです。
ASTERIA Warpを使えば、
- ・既存システム
- ・Excel・Access
- ・各種クラウドサービス
からデータを取得し、kintoneへ集約できます。
そして、kintoneに集まった“正しい業務データ”を、楽楽明細へ連携する。
この構成により、
- ・現場の負担を増やさず
- ・既存資産を活かし
- ・帳票業務まで含めたDX
を段階的に実現できます。
私たちキャップドゥー・ジャパンのスタンス
ツール導入ではなく、業務と向き合う
私たちは、ツールを売ることが目的ではありません。
- ・業務はどう流れているか
- ・どこにムダやリスクがあるか
- ・どうすれば現場が楽になるか
を、お客様と一緒に考えることを大切にしています。
共に歩む。
それが、キャップドゥー・ジャパンの変わらない姿勢です。
最後に
点ではなく、流れで業務を変える
業務改善やDXは、ツールを「点」で導入しても、うまくいきません。
- ・kintoneで業務データを一元管理し
- ・ASTERIA Warpでデータをつなぎ
- ・楽楽明細で帳票業務まで仕組み化する
この「流れ」を設計することが重要です。
サイボウズkintoneのことなら
業務にフィットするアプリ設計から、定着・運用まで。
kintoneを業務の中心に据えたい方は、株式会社キャップドゥー・ジャパンへ。
楽楽明細 for kintoneのことなら
開発・販売元として、最適な連携方法と活用設計をご提案します。
楽楽明細 for kintoneのことなら、株式会社キャップドゥー・ジャパンへ。
ASTERIA Warpのことなら
既存システム・Excel資産を活かした現実的なデータ連携・業務再構築を。
ASTERIA Warpの活用も、株式会社キャップドゥー・ジャパンへ。


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