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【最終第3弾】変化の時代に、企業はサイボウズkintoneとどう向き合うべきか。

変化の時代に、企業はサイボウズkintoneとどう向き合うべきか。
〜 急がなくていい。ただ「kintoneの標準機能と公式のオプション機能でどこまでできるのか」は、知っておいてほしい 〜

変化の時代に、企業はkintoneとどう向き合うべきか。〜 急がなくていい。ただ「kintoneの標準機能と公式のオプション機能でどこまでできるのか」は、知っておいてほしい 〜

株式会社キャップドゥー・ジャパンの代表の森田です。
いつも私たちの取り組みに関心を寄せていただき、ありがとうございます。

第1弾では、サイボウズ社が提供を開始した公式のオプション機能(連携コネクタ)に実際に触れながら、私自身が感じた「今とこれから」について書きました。
第2弾では、その変化の中で、サイボウズパートナーの役割がどう変わっていくのか、私なりの考えを整理しました。

そしてこの第3弾は、この三部作の締めくくりとして、企業側の視点に立ち、これからの時代にkintoneとどう向き合っていくべきかについて書いていきます。

はじめに:大切にしている前提について

まず最初に、ひとつはっきりとお伝えしておきたい前提があります。

私たちキャップドゥー・ジャパン自身も、サイボウズkintoneを日々活用している“1ユーザー”である、ということです。

パートナーという立場ではありますが、私たち自身も、

  • ・kintoneの標準機能でどこまでできるのか
  • ・公式のオプション機能(連携コネクタ)をどう活かすべきか
  • ・どこまで作り、どこは作らない方がよいのか

と、企業の皆さまと同じように悩み、試し、判断しながら使い続けています。

本記事で書いている内容は、
どこか上から目線で語るものでも、正解を示すものでもありません。
同じkintoneユーザーの一人として、実際に触れ、考え、感じていることを言葉にしている。
それが、この三部作の出発点です。

変化は、静かに、しかし確実に進んでいる

変化の時代に、企業はkintoneとどう向き合うべきか。
〜 急がなくていい。ただ「kintoneの標準機能と公式のオプション機能でどこまでできるのか」は、知っておいてほしい 〜

いま、kintoneを取り巻く環境は、確実に変化しています。

  • ・kintoneの標準機能は年々拡充され
  • ・サイボウズ社が提供する公式のオプション機能(連携コネクタ)が登場し
  • ・生成AIという存在が、現実的な業務の話題になってきている

とはいえ、多くの企業が「今すぐ何かを変えなければならない」と感じているわけではありません。

むしろ、

「何となく、これまでと同じ考え方のままでいいのだろうか」

そんな小さな違和感として、この変化を感じているケースがほとんどではないでしょうか。

私は、この違和感はとても健全なものだと思っています。

『今すぐやらなくていい』という話を、ちゃんとしたい

ここで、あえてはっきり書いておきます。

この文章は、
「今すぐ仕組みを置き換えましょう」
「早く動かないと取り残されます」

といった話ではありません。

むしろ逆です。

慌てなくていい。急がなくていい。
ただ、その前に「知っておいてほしいこと」があります。

これまで10年以上、多くの企業の業務改善に関わってきましたが、
急かされた判断ほど、後から修正が難しくなるケースを数多く見てきました。

一方で、
「一度立ち止まり、整理したうえでの判断」は、数年後もきちんと意味を持ち続けます。

まず知っておいてほしい

kintoneの標準機能と公式のオプション機能で、どこまでできるのか

今回、企業の皆さまに一番お伝えしたいのは、この点です。

kintoneの標準機能と、公式のオプション機能(連携コネクタ)で、いまどこまでのことが実現できるのか。

これは「すべてを置き換えるべきかどうか」という話ではありません。
選択肢を知っておく、という話です。

これまで、プラグインや個別開発で実現してきたことの一部は、標準機能や公式のオプション機能によって、よりシンプルに、より安心して扱えるようになりつつあります。

知っているだけで、

  • ・作らないという判断ができる
  • ・将来の選択肢を狭めずに済む

そんな場面が確実に増えていきます。

知らないまま進むことの『静かなリスク』

変化の時代に、企業はkintoneとどう向き合うべきか。
〜 急がなくていい。ただ「kintoneの標準機能と公式のオプション機能でどこまでできるのか」は、知っておいてほしい 〜

知らないまま進んだからといって、大きな失敗が起きるわけではありません。

ただ、数年後にふと、

  • ・「もっとシンプルにできたかもしれない」
  • ・「今さら戻れない構成になってしまった」

と感じることがあります。

これは恐怖ではなく、少しもったいない状態です。

だからこそ、何かを作り始める前に一度だけ、
「いま標準機能と公式オプションでどこまでできるのか」を整理しておく。
それだけで、未来の判断はずいぶん楽になります。

標準化と生成AIは、企業にとって追い風になる

生成AIは、魔法のように何でも解決してくれる存在ではありません。
データが整理され、構造が分かっていてこそ、その力を発揮します。

kintoneの標準機能が整い、公式のオプション機能によってデータ連携がしやすくなることは、
生成AIを活かすための土台が整っていくことでもあります。

だから私は、この流れを不安ではなく、企業にとっての追い風だと感じています。

これから企業に求められるのは「選ばない力」

これからの時代、企業に必要なのは「何でもできる力」ではありません。

  • ・作りすぎない
  • ・決めすぎない
  • ・変化に対応できる余白を残す

そんな選ばない力こそが、長く使い続けられる仕組みを支えていきます。

標準機能や公式オプションを知ることは、その判断力を養うための第一歩でもあります。

キャップドゥー・ジャパンが大切にしてきたこと

変化の時代に、企業はkintoneとどう向き合うべきか。
〜 急がなくていい。ただ「kintoneの標準機能と公式のオプション機能でどこまでできるのか」は、知っておいてほしい 〜

キャップドゥー・ジャパンは、この10年以上、サイボウズkintoneを中心とした業務改善支援を行ってきました。

私たちが一貫して大切にしてきたのは、

  • ・正解を押し付けないこと
  • ・いきなり作り込まないこと
  • ・一緒に考え、整理すること

です。

それは、
自分たち自身も同じkintoneユーザーであるという感覚が、常に根底にあるからだと思っています。

相談は『決めるため』じゃなくていい

  • ・「まだ整理できていない」
  • ・「何を考えればいいのか分からない」

そんな段階での相談でも、まったく問題ありません。

私たちは、何かを売るための相談ではなく、考えるための対話を大切にしています。

おわりに:慌てなくていい。でも、知っておくと安心です

kintoneの標準機能はこれからも進化し、公式のオプション機能は活用の幅を広げ、
生成AIは業務改善の現実的なパートナーになっていくでしょう。

だからこそ、今すぐ何かを変える必要はありません。

ただ、
「標準機能と公式のオプション機能で、どこまでできるのか」を一度知っておくこと。

それだけでも、これからの選択は、きっと少し楽になります。

私たちキャップドゥー・ジャパンは、これからも同じkintoneユーザーの一人として、
共に歩むパートナー
であり続けたいと思っています。

第1弾〜第3弾を読んでくださった皆さまへ

ここまで、第1弾から第3弾まで、長い文章にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

この三部作は、何かを急がしたり、結論を押し付けたりするために書いたものではありません。
私たちキャップドゥー・ジャパン自身が、kintoneを活用する一人のユーザーとして感じている変化や迷い、そして希望、できるだけ正直に言葉にしたものです。

もしこの記事の中で、
「少し立ち止まって考えてみようかな」
「今すぐじゃなくても、知っておこうかな」
そんなふうに感じていただけた部分があったとしたら、それだけで、この三部作を書いた意味は十分にあったと感じています。

これからも、変化は静かに、しかし確実に進んでいきます。
その中で、私たちキャップドゥー・ジャパンは、
同じkintoneユーザーの一人として、
そして共に歩むパートナーとして、
皆さまのそばにいられたらと思っています。

改めて、第1弾から第3弾まで読んでくださった皆さまへ、
心からの感謝を込めて。

株式会社キャップドゥー・ジャパン
代表取締役社長 森田晃輝

変化の時代に、企業はkintoneとどう向き合うべきか。
〜 急がなくていい。ただ「kintoneの標準機能と公式のオプション機能でどこまでできるのか」は、知っておいてほしい 〜