Dropbox(ドロップボックス)の導入メリットや容量・料金
そもそもDropbox(ドロップボックス)とは?
Dropbox(ドロップボックス)とは、インターネット上にデータを保管できる「オンラインストレージ」の一種です。Dropboxのフォルダに保存したファイルやデータは、保存したときと別のパソコンや、スマートフォン・タブレットなどからもアクセスが可能になります。
Dropbox Businessとは?
Dropbox Business(ドロップボックスビジネス)とは、企業向けに開発されたDropboxです。通常(個人向け)のDropbox機能に加えて、セキュリティ面や管理機能が付与・強化されています。
Dropbox(ドロップボックス)の導入メリット
ここでは、Dropbox/Dropbox Businessに共通する、基本的な導入メリットをご紹介していきます。
ファイル共有が簡単に行える
Dropboxに保存したファイルは、「共有」ボタンをクリックするだけで、簡単に他の人と共有することができます。大容量のファイルでも簡単に共有できるので、いちいちデータを送信する手間が省けます。
Dropboxに入れたファイルは自動で最新の状態に
Dropboxに保存したファイルは、編集するとインターネット上のファイルも自動で最新の状態に更新されます。そのため、複数の端末からアクセスしている状況でも、常に最新のファイルを閲覧・編集することができます。
PC以外の端末からでもアクセス可能
Dropboxは、パソコン以外にもスマートフォンやタブレットなどの端末からでもアクセスが可能です。そのため、移動中の電車の中などでファイルの確認を行うことも可能です。
削除したファイルも復元が可能
Dropboxでは、一度削除してしまったファイルでも、「復元」機能を使用することで復元することができます。例えば企業など複数人で使用する場合、だれかが誤って削除してしまった場合でも安心です。
データのバックアップとしても活用できる
パソコンのハードディスクなど、ローカルフォルダのみにデータを保存している場合、パソコンが故障したりするとデータを取り出せなくなる危険があります。Dropboxに保存しておけば、データはクラウド上に保存されているため、バックアップという意味でも安心です。
Dropbox Businessの導入メリット
ここでは、Dropbox Businessの導入メリットをご紹介していきます。
チームなど複数人での共同作業に特化
企業で使用することを前提に開発されているDropbox Businessは、チームメンバーなど複数人での共同作業に特化した仕様になっています。具体的には、チームメンバーだけが閲覧・編集可能な「チームフォルダ」を作成したり、「営業部」や「人事部」といった部署ごとの共有フォルダを作成したりすることも簡単にできます。
管理コンソールによるフォルダ管理
個人向けDropboxは、企業で使う場合にセキュリティ面で不安がありました。Dropbox Businessでは「管理者」機能が存在しており、管理者のみが管理コンソールからメンバーの登録・削除やチームフォルダの作成などを行う事が可能です。
また、「チーム管理者」、「ユーザー管理者」、「サポート管理者」の3種類が用意されており、他のメンバーの管理権限を付与することも可能です。さらに管理者のみ、メンバーの行動履歴(アクティビティ)を閲覧することもできるので、よりセキュリティ面の強化につながります。
Dropbox(ドロップボックス)はこんな企業にオススメ!
DropboxおよびDropbox Businessは、以下のような企業に特にオススメです。
出張先などで頻繁にデータ共有を行う企業
出張が多く、出張先でもデータの共有や作業を行うような企業では、クラウド上にデータを保存しておけるDropboxは最適です。
海外からデータ共有を行う企業
クラウドストレージサービスであるDropboxは、インターネットさえ繋がっていれば海外からでもアクセスが可能です。そのため、海外支店や海外の出張先からデータ共有を行う企業でも、Dropboxは活躍できるでしょう。
チームや部署で共同作業を行う企業
チームや部署ごとにフォルダを作って、常に最新ファイルを共有できるDropbox Businessは、チームや部署で共同作業を行う企業に最適です。
テレワークを導入したい企業
自宅から仕事を行うテレワークでも、Dropbox Businessならデータを簡単に共有できるのでオススメです。Dropboxは、テレワークに欠かせないツールのひとつだと言えます。
Dropbox Businessの容量・料金プラン
ここでは、企業向けのDropbox Businessの容量・料金プランをご紹介していきます。
Standard
- 料金:月額1,250円/1ユーザー(最小3ユーザーから利用可能)
- 容量:3TB(3,072GB)
- 機能:120日間のファイル復元、スマートシンク、管理コンソールと監査ログなど
Advanced
- 料金:月額2,000円/1ユーザー(最小3ユーザーから利用可能)
- 容量:必要に応じて容量を追加可能
- 機能:Standardの全機能、高度な管理とセキュリティ機能(管理者役割の階層化、ドメイン認証、デイバス認証など)
Enterprise
「Enterprise」はカスタマイズ可能なプランで、管理者が組織の規模にあわせて管理できるようにサポートさせて頂きます。Advancedの全機能に加え、ネットワーク制御、ドメインインサイトなどの機能を備えています。
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この記事では、DropboxおよびDropbox Businessのメリットや導入をオススメする企業の特徴、プランごとの料金や容量などをご紹介してきました。
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