ロアッソ熊本ユースと共に歩み感じた、サッカーとプログラミング、一見違うけど実は似ている?という感覚

サッカーとプログラミング。
『サッカーを学ぶということは、実はプログラミングを学んでいる、と言えるかもしれません。』
そう聞くと「え?本当?」と思うかもしれません。
ですが、サッカーとプログラミングの“考え方”を比べてみると、驚くほど似ている部分がたくさんあるのです。
キャップドゥー・ジャパンとしてロアッソ熊本のユースユニフォームパートナーの活動を行う中で、改めてサッカーとプログラミングには共通する『考える力』があると感じました。
本記事では、この『気づき』をもとに、サッカー少年や少女、その親御さんたちに向けて、サッカーとプログラミングの共通点についてお話ししたいと思います。
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サッカーとプログラミングの意外な共通点

サッカーもプログラミングも、ゴールに至るまでのプロセスが非常に重要です。
サッカーでは「得点すること」がゴールであり、プログラミングでは「課題を解決すること」がゴールです。
では、そのプロセスをどのように作り上げていくのかを考えてみましょう。
ゴールを設定する:目標を明確にする力
サッカーで重要なのは、まず『ゴールを決める』という目標を共有することです。
チームとしての目標が一致していないと、各選手の動きがバラバラになり、うまく得点につながりません。
プログラミングでも同様です。
まず解決すべき課題を明確にしないと、どのようなプログラムを作ればよいかが分かりません。
つまり、サッカーでもプログラミングでも『目標を設定し、その達成方法を考える力』が求められます。
戦略を立てる:ゴールへのルートを描く力
サッカーでは、相手チームの守備を崩すために、どのルートで攻めるかを考えます。
中央突破が難しければサイドから、相手が引いて守ればミドルシュートを狙うなど、相手の状況に合わせて戦略を立てます。
プログラミングでも、解決策を導くための「アルゴリズム(手順)」を考えます。
データをどう整理し、どの処理をどの順序で実行するかが重要です。
どちらも『最短ルート』を模索しつつ、『状況に合わせて柔軟に戦略を変える力』が必要です。
実行と調整:柔軟な対応力
実際にプレーしてみると、想定していた通りにいかないことが多々あります。相手の守備が予想以上に硬かったり、予期せぬミスが出たりすることもあります。
その時に、瞬時に判断し、プレーを切り替える柔軟性が求められます。
プログラミングでも、コードを書いて動かしてみたらバグが発生することが日常茶飯事です。エラーを修正しながら、動作を確認して改善していくプロセスが続きます。
サッカーもプログラミングも、『計画通りにいかないことを前提に、修正しながら前進する力』が重要です。
チームワーク:仲間との連携力
サッカーはチームスポーツです。一人の力だけで勝つことは難しく、仲間との連携が不可欠です。
フォワードがボールを持っても、ミッドフィールダーやディフェンダーがうまくサポートしなければ、得点にはつながりません。
プログラミングでも、大規模なプロジェクトではチームでの開発が基本です。
個々のプログラムがうまく連携し、システム全体として機能するためには、コードの共有や役割分担が重要です。
どちらも『仲間を信頼し、コミュニケーションを取りながら一つのゴールを目指す力』が求められます。
トライ&エラー:挑戦し続ける力
シュートが外れても、パスが通らなくても、サッカー選手は次のプレーで取り返そうとします。何度も挑戦し、少しずつ成功率を高めていくプロセスが上達の鍵です。
プログラミングでも、うまく動かないコードを何度も修正し、試行錯誤しながら完成形に近づけていきます。
諦めずに改善を繰り返す精神が、最終的な成功へとつながります。
どちらも『失敗を恐れずに挑戦し続ける力』が大切なのです。
サッカー少年・少女に必要な『プログラミング的思考』

サッカー選手として上達するためには、考えてプレーする力が不可欠です。
特に『判断力』『創造力』『分析力』は、プログラミングの基礎となる『問題解決力』『論理的思考力』と密接に関係しています。
相手の動きを予測し、自分がすべきプレーを瞬時に判断する力は、プログラミングの『条件分岐』や
『最適解の探索』と通じる部分があります。
サッカーで培ったこれらの力を、プログラミングを通じてさらに磨くことができれば、ピッチ上でのプレーもより知的で効果的になるでしょう。
サッカーとプログラミングの融合で未来を切り開く
ロアッソ熊本ユース(U-18)では、サッカーを『考えるスポーツ』として育てています。
その考え方は、プログラミングにも通じるものがあります。
私たち株式会社キャップドゥー・ジャパングループが運営する「Kidsプログラミングラボ」でも、子どもたちに『考える力』を育んでほしいと願っています。
サッカーとプログラミングを通して、ゴールを描き、達成する力を身につける。
それが未来の社会で活躍するための大切なスキルとなるでしょう。
ゴールをデザインする力を育もう!

サッカー少年や少女たちには、プレーだけでなく、考える力も育ててほしいと思います。
サッカーとプログラミング、どちらも「ゴールをデザインする力」が大切です。
考え、挑戦し続けるその力こそが、やがて大きな成功につながります。
共通点 | サッカーでの例 | プログラミングでの例 |
---|---|---|
ゴールを描く力 | 得点や勝利という目標を持ってプレーする | 解決したい課題を明確にする |
戦略を立てる力 | 攻め方やポジショニングを考える | アルゴリズムや処理順を設計する |
柔軟に対応する力 | 状況に応じてプレーを変える | バグ修正や仕様変更に対応する |
チームで動く力 | 仲間と連携してゴールを目指す | 開発チームと連携して機能を作る |
挑戦し続ける力 | 失敗を恐れずプレーを続ける | エラーを乗り越えて改善を重ねる |
いかがでしたでしょうか。
このように、サッカーとプログラミングは、実は同じ考える力を育む活動なのです。
ゴールを描き、その道筋を考えながら、サッカーとプログラミングを共に楽しんでいきましょう。
Kidsプログラミングラボで「考える力」を育む

キャップドゥー・ジャパングループでは、子どもたちが『プログラミング的思考』を実際に体験し、身につけられるよう、子ども向けプログラミング教室『Kidsプログラミングラボ』を開校しています。
無料体験会も行なっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
『Kidsプログラミングラボ』の詳細・無料体験会については、下記サイトからご確認ください。
➤Kidsプログラミングラボ 熊本花立教室
https://kids-prolab.com/location/te175/
➤熊本花立教室サイト
https://www.hanatate-cws.com/kidsprogramminglab-kumamoto
