100mしか泳げなかった私が、3回の練習で700m泳げるようになった理由 〜 トライアスロンから学んだ「業務改善の本質」 〜
はじめに
株式会社キャップドゥー・ジャパンの代表の森田です。
いつも私たちの取り組みに関心を寄せていただき、ありがとうございます。
昨年10月、私はトレーニングを再開しました。
5年ぶりにトライアスロンへの挑戦を決め、仲間たちと共に日々トレーニングを続けています。
過去に経験しているとはいえ、身体は正直です。
思うように動かない場面も多く、改めて『今の自分』と向き合う時間になっています。
その中で、ひとつ大きな課題がありました。
それが『スイム』です。

課題:100mで止まってしまう
クロールで泳ぐと、必ずこうなっていました。
・息が苦しくなる
・呼吸が乱れる
・焦る
・パニックになる
結果として、苦しくなることが怖くて100mごとに立ち止まる。
これは5年前とまったく同じ状態でした。
当時の私は、
『自分は長く泳げない』と考えていました。
問題の本質:苦しさの正体
この状態を後から振り返ると、構造はとてもシンプルでした。
・息が吐けていない
・吐けていないから吸えない
・吸えないから苦しい
・苦しいから焦る
・焦るからさらに呼吸が乱れる
つまり、
👉『苦しさは原因ではなく結果だった』
業務でも同じことが起きている
この構造は、業務の現場でもよく見かけます。
・業務が回らない
・非効率
・人が足りない
・忙しすぎる
しかしこれらはすべて『結果』です。
スイムで言えば『苦しい』と同じです。
本当の原因は別にあります。
きっかけ:仲間(先輩経営者)の一言
そんな中、トレーニング仲間(先輩経営者)から言われた一言がありました。
『息継ぎを習ったら、長く泳げるようになった』
最初は意味がわかりませんでした。
息継ぎはできているものだと思っていたからです。
しかしこの一言で、自分の前提が崩れました。
👉『できていると思っていたことが、できていなかった』
気づき:息継ぎは分解できる
調べてみると、息継ぎは一つの動作ではありませんでした。
・水中で息を吐く
・吐き続ける
・吐く量をコントロールする
・顔を上げるタイミング
・吸う瞬間の動作
・吸う量
つまり、
👉『複数の要素で構成された技術』だったのです。
ここで大きな気づきがありました。
👉『息継ぎは“吸うこと”ではなく、“吐くこと”が主役』
スイムと業務の共通点①:分解できているか
当時の自分は『泳ぐ』という曖昧な単位で捉えていました。
業務でも同じことが起きています。
・営業
・事務
・対応
このような大きな単位で捉えてしまう。
しかし本来は、
・入力
・処理
・判断
・承認
・出力
と分解できるはずです。
👉『分解した瞬間に、問題は見える化される』
実践:2週間で起きた変化
理解したことをすぐに試しました。
・1回目:300m
・2回目:500m
・3回目:700m
👉わずか2週間で『休憩なし、恐怖感も無く、楽しく700m』
これは努力量ではなく、
👉『改善ポイントの精度が変わった結果』
でした。
スイムと業務の共通点②:改善の方向が変わる
以前の自分は『とにかく頑張る』という考え方でした。
しかし今回は違いました。
👉『吐くことに集中する』
業務でも同じです。
・Before:頑張る・人を増やす
・After:構造を見直す
👉『改善の方向が変わると、結果は一気に変わる』
本質:誤認が問題を大きくする
ここが最も重要です。
スイムではこうでした。
・誤認:体力がない
・実際:呼吸ができていない
業務ではこうなります。
・誤認:人が足りない
・実際:業務設計ができていない
👉『問題は“見え方”で間違う』
視点の転換:能力ではなく構造
今回、自分の中で最も大きかった変化です。
これまで
『自分はできない』
今
『やり方を知らなかっただけ』
👉『能力ではなく構造で捉える』
この違いは非常に大きいです。
スイムと業務の共通点③:人の問題にしない
業務ではこうなりがちです。
・あの人はできない
・スキルが足りない
・意識が低い
しかし本質は違います。
👉『仕組みが整っていない』
👉『人ではなく構造を見る』
成長の分岐点
ここに大きな差が生まれます。
分解しない場合
・感覚でやる
・同じ失敗を繰り返す
分解する場合
・原因が明確になる
・改善が一点に集中する
👉『たった一つの気づきで結果は変わる』
なぜ今まで気づけなかったのか
答えはシンプルです。
👉『分解するという発想がなかった』
・あの人はすごい
・自分はできない
で終わっていました。
気づきは外から生まれる
今回の出発点は、
👉『仲間の一言』
でした。
そこから、
・気づく
・調べる
・理解する
・実践する
👉この流れが変化を生む
キャップドゥー・ジャパンの役割
私たちは単なるシステム導入会社ではありません。
👉『業務を分解し、構造を明らかにする会社』です。
提供している価値は、
・業務の見える化
・課題の構造化
・改善ポイントの特定
・仕組みの再設計
そして、
👉『お客様と共に歩むこと』
まとめ
今回の経験から確信しました。
👉『できない理由は、能力ではなく構造にある』
👉『構造を理解すれば、人は短期間で変わる』
最後に
もし今、
・業務が回らない
・同じ問題を繰り返している
・改善が進まない
そう感じているのであれば、一度立ち止まって考えてみてください。
👉『その業務、本当に分解されていますか?』
感謝
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
今回の内容は、特別なノウハウではなく、
私自身がトレーニングの中で体感した、シンプルな気づきです。
ただ、その気づきは
スイムだけでなく、日々の仕事や業務改善にも通じるものでした。
もしこの記事が、
・何か一つでも気づきにつながった
・少しでも行動のきっかけになった
そんな風に感じていただけたのであれば、とても嬉しく思います。
キャップドゥー・ジャパンはこれからも、
お客様と『共に歩みながら』、一つひとつの課題に向き合い、
より良い業務の仕組みづくりを支援してまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

クラウド豆知識