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“言葉の壁”を乗り越える。外国人技能実習生との現場コミュニケーションを変える翻訳AI『kotodoor』とは〜Chatworkという安心できるチャット空間〜

はじめに:外国人技能実習生の「活躍」が求められる時代へ

“言葉の壁”を乗り越える。外国人技能実習生との現場コミュニケーションを変える翻訳AI『kotodoor』とは

日本の労働現場では近年、外国人技能実習生の存在が急速に拡大しています。製造業、建設業、介護、農業など、慢性的な人手不足が課題となっている分野において、実習生は欠かせない戦力となりつつあります。

背景には、少子高齢化による生産年齢人口の減少があり、人材の確保が企業経営における大きなテーマとなっています。技能実習制度や特定技能制度の整備によって、アジア諸国を中心とした若者たちが続々と日本で働き始めています。

しかし、こうした受け入れの拡大とともに、多くの企業が悩まされているのが「言葉の壁」です。

現場で起きている“すれ違い”と言語の課題

外国人技能実習生の多くは、日本語を母語とせず、現場で求められるレベルの十分な言語スキルを身につけていないケースも見受けられます。また、企業側も外国語対応ができる人材や体制が限られているのが実情です。

現場では、次のような声が聞かれます。

  • ・「指示を伝えたつもりが、まったく伝わっていなかった」
  • ・「安全ルールが守られず、事故に繋がりかねない事態があった」
  • ・「日常的なやりとりもままならず、信頼関係が築けない」

このような“伝わらない”状態は、業務の効率低下だけでなく、精神的なストレス、トラブルの温床、さらには離職の要因にもなります。通訳の常駐や専門職の配置が現実的でない企業にとって、日々の現場コミュニケーションは深刻な課題なのです。

Chatworkとは

Chatworkは、日本国内の中小企業をはじめとする多くの現場で採用されている、業務に特化したビジネスチャットツールです。

Chatworkの主な特徴

  • ・社内外の関係者と、グループや個人でスムーズなチャットが可能
  • ・メッセージのやりとりに加え、ファイル共有・タスク管理・ビデオ通話などの機能も充実
  • ・操作が直感的で、ITに不慣れなスタッフでも扱いやすい設計
  • ・高いセキュリティ性能により、業務利用に適した環境を提供
  • ・パソコンやスマートフォン、タブレットなど、多様なデバイスで利用できます

すでに全国のさまざまな業種・業態の企業に導入されており、現場の定番ツールとして定着しています。

kotodoorが育む「居場所としてのチャット空間」

『kotodoor』は、Chatworkというビジネスチャットツール上で動作するAI翻訳ボットです。

“言葉の壁”を乗り越える。外国人技能実習生との現場コミュニケーションを変える翻訳AI『kotodoor』とは

Chatworkは、単なる業務連絡のためのツールではありません。

グループチャットの中には、日本人スタッフ、外国人技能実習生、通訳者、監理団体の担当者など、多様な立場の人々が集います。そこでは、日々の業務連絡だけでなく、悩みごとや困りごとの相談、ちょっとした雑談、励ましの言葉までが交わされています。

言葉が通じるということは、単なる情報伝達ではなく、心が通う関係のはじまりです。 言葉の壁を越えるだけで、実習生たちは「聞いてもらえる」「伝えられる」という安心感を得て、自分の意見を伝えたり、助けを求めたりすることができるようになります。

それは、現場の空気を穏やかにし、誤解やストレスを減らすだけでなく、チーム全体の一体感や信頼関係の醸成にもつながっていきます。

海外で働くというのは、多くの人にとって大きな挑戦です。文化も言葉も異なる土地で、自分の力を発揮するには、大きな勇気と努力が必要です。

だからこそ、「ここにいてもいい」と感じられる空間が何よりも大切なのです。 Chatworkという安心できるチャット空間に、『kotodoor』という翻訳の力が加わることで、外国人技能実習生にとっての“居場所”が生まれます。

そこには、単に働くための情報だけでなく、互いを思いやる言葉や、仲間とのつながり、そして「自分もこの職場の一員だ」と実感できる土壌があります。

kotodoorは、そんな関係性を育てるための、静かで力強い支えとなるのです。

kotodoorの主な対応言語と特徴

“言葉の壁”を乗り越える。外国人技能実習生との現場コミュニケーションを変える翻訳AI『kotodoor』とは

現在『kotodoor(コトドア)』が対応している言語は以下の通りです

  • ・日本語
  • ・英語(アメリカ)
  • ・中国語(繁体字)
  • ・韓国語
  • ・ベトナム語
  • ・タイ語
  • ・インドネシア語
  • ・ベンガル語(バングラデシュ)

機能の特長

  • ・メッセージをBotにメンションするだけで自動翻訳
  • ・Azure OpenAIを活用した自然な文脈対応型翻訳
  • ・Chatwork上で完結するため、導入も操作も簡単
  • ・多国籍チームにも一括対応可能

現場での活用イメージ

“言葉の壁”を乗り越える。外国人技能実習生との現場コミュニケーションを変える翻訳AI『kotodoor』とは

● 製造現場
作業手順や工程変更を多言語で即時に共有し、誤解やミスを削減。

● 農業現場
天候や作業内容の急な変更を全員に一斉通知。柔軟な対応が可能に。

● 介護施設
注意点や生活ルールなどを正確に伝え、利用者もスタッフも安心。

● 社宅や寮での生活支援
生活ルールや行事の案内なども、Botで一括配信。文化の違いによる摩擦を防止。

利用企業の声


● 日常生活の連絡事項を多言語で配信し、文化の違いによる混乱を回避。「翻訳がリアルタイムで返ってくるので、その場での指示出しがとてもスムーズになりました。」
(建設業・現場監督)

「Chatworkで相談しやすくなったことで、実習生との距離がぐっと縮まりました。」
(製造業・人事担当)

料金プランと導入のしやすさ

“言葉の壁”を乗り越える。外国人技能実習生との現場コミュニケーションを変える翻訳AI『kotodoor』とは

「kotodoor」のサービス費用・料金は以下のとおりです。

■初期費用:100,000円

■ ライトプラン/月(1組織あたり)
月額:10,000円
年額:110,000円
翻訳上限:1,000回

■ スタンダードプラン/月(1組織あたり)
月額:30,000円
年額:330,000円
翻訳上限:2,500回

■ エンタープライズプラン
翻訳上限:2,500回以上をご希望の方はご相談ください

※表示価格はすべて税抜き価格です
※言語数による追加料金はありません
※Chatworkの契約は別途必要です

共に働く時代に、共に“伝える”環境を

外国人技能実習生は単なる労働力ではなく、企業にとってかけがえのない仲間です。そうした仲間と信頼関係を築き、共に歩んでいくために、“伝える”ための仕組みが必要です。

kotodoorは、ただの翻訳ツールではありません。文化や背景の異なる人々が、同じ目的に向かって働くための橋渡しとなる存在です。

最後に:kotodoorで「言葉の壁」のない現場づくりを

これからの現場には、言葉の違いを越えて「共に働く」力が求められていくのかもしれません。

『kotodoor』は、そうした時代のなかで、現場でのコミュニケーションを少しずつ変えていく“入口”となる存在です。

Chatworkとの親和性の高さ、リアルタイムでの翻訳精度、そして導入のしやすさ・・・
こうした特徴を活かしながら、kotodoorは現場での「伝えたい」「分かりたい」という思いを支え、言葉を越えたつながりのきっかけを提供しようとしています。

完全に“壁”がなくなるわけではないかもしれません。 それでも、kotodoorという扉を開くことで、一歩でも近づける未来があると、私たちは信じています。

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