キャップドゥが飲食店をM&A?!飲食店DXの進め方【前編】
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、簡単に言うとクラウドツールなどのIT技術を活用して、社内の業務改善を進めていくことを指します。DXを推進することで、無駄の削減によるコストカットや、サービスの品質向上、生産性アップにつなげることができ、結果的に企業の競争力をアップさせることができます。
DXについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>DX=業務改善?デジタルトランスフォーメーションの進め方とは
飲食店のDXとは?
飲食店におけるDXですが、基本的には一般企業のDXと変わりはありません。これまでアナログで行っていた作業を、ITツールやクラウドツールを取り入れて、自動化したり効率化したりしていきます。
飲食店DXをうまく推進することで、小さな店舗でも中規模以上の店舗に負けない売上にアップさせることも可能になります。
キャップドゥが考える飲食店DXの進め方
ここからは、キャップドゥが考える飲食店DXの進め方を、具体的に解説していきます。
IT・クラウドツールの導入
まず1つ目の飲食店DXが、IT・クラウドツールの導入です。これまで手作業・アナログで行っていた作業を、ITツールを導入して自動化・効率化していきます。
たとえば、飲食店に特化した会計システムを導入して会計業務を自動化・効率化したり、キャッシュレス化したりすることが挙げられます。また、予約の対応や注文の受付もIT化・デジタル化の余地があります。
その他にも、シフト調整や勤怠管理といったマネジメント業務についても、クラウドツールを導入することで効率化が可能です。
ITを活用したテイクアウト
2つ目の飲食店DXが、「ITを活用したテイクアウト」の導入です。コロナ禍において、外食の自粛が広がり、ウーバーイーツや出前館といったテイクアウトサービスが盛んに利用されるようになりました。
これからの飲食店にとって、こうしたテイクアウトサービスの活用は必要不可欠といっても過言ではありません。飲食店DXを推進するうえでも、テイクアウトサービスの活用は必須と考えています。
ITを活用したサブスクリプション
3つ目の飲食店DXが、「ITを活用したサブスクリプション」の導入です。サブスクリプションとは、毎月定額を支払うことで、支払った月はサービスを何度でも利用できるというシステムです。
主に音楽配信サービスや動画配信サービスなどでよく用いられるサブスクですが、飲食店にも導入することができます。たとえば、月額3,000円を支払うことで、その月はコーヒーが飲み放題になるカフェのサブスクや、ラーメンが毎日無料になるラーメン店のサブスクなど、サブスクリプションを導入する店舗は増えています。
ITを活用したサブスクリプションの導入も、飲食店DXにおいて重要であるとキャップドゥでは考えています。
ITを活用した宣伝広告
4つ目の飲食店DXが、「ITを活用した宣伝広告」です。宣伝広告というと、高額の広告費がかかるというイメージがあるかもしれませんが、キャップドゥが考える飲食店DXでは、広告費0円で宣伝広告を行っていきます。
広告費0円の秘密は、SNSを活用していくことにあります。インスタグラムやTwitter、Facebookなど、飲食店と親和性の高いSNSを利用することで、広告費をかけずに集客が行えると考えています。
ITを活用した売上・顧客管理
5つ目の飲食店DXは、「ITを活用した売上・顧客管理」です。個人経営の小規模な飲食店の場合、売上管理や顧客管理は手動(アナログ)で行っているケースが多いと思います。
しかし、ITツール・クラウドツールを導入することで、売上管理や顧客管理の自動化・効率化、会計のキャッシュレス化などが可能となり、労働時間の短縮や効率化による生産性アップ、売上・顧客管理のために雇っていた分の人件費削減によるコストカットが可能になります。
キャップドゥでは、売上自体を伸ばす飲食店DXと同時に、店内の無駄を省く飲食店DXも重要であると考えています。
飲食店DXを進めるメリット
ここからは、飲食店がDXを進めるメリットについて解説していきます。
売上アップ(2~3倍)
飲食店がDXを進めるメリットとしてまず挙げられるのが、売上のアップです。キャップドゥが考える飲食店DXでは、これまで行ってこなかったテイクアウトやサブスクリプションという新たな販路を拡大することができます。
また、SNSを活用した宣伝広告により、広告費無料で集客を行うことができるため、店舗への来店客数アップも期待できます。
キャップドゥが考える飲食店DXを行うことで、10席の店舗でも20~30席の店舗並の売上にできると考えています。
コストカットで無駄を省ける
飲食店DXの2つ目のメリットとして、ITツールやクラウドツールの活用によって、売上管理や顧客管理、レジ打ちといったアナログで行っていた部分を自動化・効率化できる点が挙げられます。
その結果、DX前よりも早く業務が終わったり、より少ない人数でお店を経営することができるようになり、コストカット効果が期待できます。
キャップドゥが飲食店をM&A?!
この記事では、キャップドゥが考える飲食店DXについて解説してきました。
5つのDXポイントをご紹介しましたが、「DXで本当にそんなに売上が伸びるの?」と疑問を抱く飲食店オーナーの方も多いと思います。
そこで、キャップドゥでは飲食店のDXを実践してみることにしました。
飲食店DXを「かつお茶屋」で実践!
キャップドゥが考える飲食店DXを実践するために、熊本県熊本市にある「かつお茶屋」を、キャップドゥがM&Aしました。現在、この「かつお茶屋」において、キャップドゥが考える飲食店DXを実践中です!
キャップドゥが「かつお茶屋」をM&Aする経緯や、実際の飲食店DXの効果については、後編の記事に書いていきます。どうぞお楽しみに!
■「かつお茶屋」店舗情報
住所:熊本県熊本市中央区下通1-4-3
公式HP:https://katsuocyaya.com/
Instagram:https://www.instagram.com/katsuocyaya/
Facebook:https://www.facebook.com/katsuocyaya/