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【前編】一線級営業マンだった森田晃輝が、なぜ「営業DX」で営業0人の会社をつくれたか?

株式会社キャップドゥ代表「森田晃輝」のプロフィール

はじめに、株式会社キャップドゥ代表「森田晃輝」のプロフィールをご紹介します。

1982年6月13日生まれの40歳。熊本県あさぎり町出身。人吉高校・熊本学園大学卒。トヨタレンタリース、Salesforceの導入支援コンサルティング会社、国会議員秘書などの勤務を経て、2016年創業。趣味は野球、ゴルフ、映画鑑賞、釣り。

もともとは営業畑の出身だった

キャップドゥ代表の森田は、もともとはトヨタレンタリースに営業として勤務しており、バリバリの営業畑出身でした。トヨタレンタリース時代は、年間約150台の契約を上げ、3年連続「優秀スタッフ表彰」や「トヨタ自動車メーカー表彰」などを受賞する“一線級営業マン”でした。

2022年7月時点で、キャップドゥの営業マンは0人

しかし、森田が2016年に創業した株式会社キャップドゥでは、2022年7月時点で営業マンは0人です。もちろん、社長である森田自身も営業活動は行っていません。

過去の経歴からしてみれば、キャップドゥでは真逆のことをやっていることになります。

この記事では、一線級営業マンだった森田晃輝が、MAツール「SATORI」と出会い、営業0人の会社を作るまでのストーリーをご紹介します。

キャップドゥ創業とMAツール「SATORI」との出会い

株式会社キャップドゥは、2016年に森田が夫婦で設立した会社です。起業当時は資金も潤沢になかったので営業マンを雇う余裕もなく、社長自身で経営はもちろん、営業やシステム構築もやらなくてはいけませんでした。

その当時考えていたのは、とにもかくにも「効率化」でした。

「どうやって効率よく営業をしていけるか」
「どうやって効率よくバックオフィスの業務をこなせるか」

といったことを常に考えていました。

創業してから程なくして、基幹システムとしての「kintone」、バックオフィス業務の効率化には「マネーフォワード クラウド」といったクラウドツールと出会い、業務の効率化が進んでいきました。

そして、ついに営業を効率化できるMAツール「SATORI」と出会いました。

マーケティングオートメーションツール「SATORI」とは?

「SATORI」とは、MAツールと呼ばれるクラウド型のマーケティングツールです。MAツールとは「マーケティングオートメーションツール」のことで、企業が手作業で行っていたマーケティング業務のさまざまな部分を自動化・効率化してくれるツールのことを指します。

具体的には、「SATORI」を導入することでホームページを見た人を対象に、自動でDMを送ったりポップアップを表示したりして営業をしてくれます。しかも、そのユーザーの関心度に応じてメールの内容やサイトの表示内容を変えてくれるので、“自動で顧客を育成してくれる”という表現が近いかもしれません。

MAツール「SATORI」について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>優秀なWEB専門営業マン!MAツール「SATORI」のメリットや費用 | 株式会社キャップドゥ

「SATORI」と営業マンどちらを“雇用”すべきか?

MAツール「SATORI」と出会ったことで、起業当初から考えていた「営業の効率化(営業DX)」が実現できそうでした。

しかし、本当に「SATORI」で契約を取れるのかもまだ未知数でしたし、森田のなかで「SATORI」と営業マンどちらを“雇用”するべきかの葛藤がありました。

結果的にMAツール「SATORI」を選択したのですが、その理由は以下のとおりです。

  • ○営業マンを雇うとしたら給与30万円+インセンティブがかかる
  • ○「SATORI」なら月額10万円(2017年当時)
    ※2022年7月現在のSATORIの利用料金は、月額148,000円となっております。
  • ○営業マンは広くて九州エリアまでしか営業ができない上に、営業できる件数も限られる
  • ○「SATORI」は全国に向けた営業ができる上に、営業対応の件数に限りがない
  • ○営業マンも「SATORI」も雇用前の段階で契約が取れるか未知数なことは同じ
  • ○営業マンは雇用後に解雇するのは難しいが、「SATORI」は“解約”ができる

以上のことから、キャップドゥではMAツール「SATORI」を導入する決断をしました。

「SATORI」により月額10万円で全国に営業が可能になった

「SATORI」を導入後、3ヶ月位は試行錯誤を行いました。設定完了後は、名刺交換をした方などに対しお礼のメールを送るくらいで、人間が営業活動をすることはほとんどなくなりました。

SATORIの管理画面を見てみると、たとえば「kintone」に関心がありそうな人に対しては「kintone」に関するメールを送るといった具合に、ユーザーの関心度に応じてメールの内容やサイトの表示内容を変えていることがわかりました。

これまで、人間にしかできないと思っていたきめ細やかな営業が実現できていることに、正直驚きました。そして、どんなに優秀な営業マンであっても主観に頼った営業になってしまいますが、「SATORI」は客観的な数字にもとづいた営業をミスなく確実に行えていました。

そして、「SATORI」が本格的に稼働するようになってから、実際にお問い合わせがくるようになりました。月額10万円の「SATORI」の導入により、全国営業が可能になった瞬間でした。
※2022年7月現在のSATORIの利用料金は、月額148,000円となっております。

「SATORI」導入後のキャップドゥの課題は“問い合わせ数”

「SATORI」の導入によって営業の効率化・自動化(営業DX)は達成できましたが、次の課題は“問い合わせ数”でした。

そして、色々調べたりしているうちに、問い合わせを増やすには“コンテンツ”を増やしサイトのSEO対策を強化していくことが重要であることに気づきました。

広報代理店「ワルツ」との出会い

そんなとき、広報代理店の「株式会社ワルツ」さんと知り合い、ホームページリニューアルを依頼しました。

そして、ワルツ代表の井上さんから「ブログでホームページを育てていく」というお話をご紹介いただき、「コレだ」と思いブログ作成代行サービスの利用を開始しました。

後半の記事では、「SATORI」×「広報代理店」のマッチングにより営業DXがバージョンアップし、キャップドゥが営業マンの要らない会社に成長できた秘訣について、詳しくご紹介していきます。どうぞお楽しみに!

MAツール「SATORI」についてのご質問や、営業DXについてのご相談は、キャップドゥまでお気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ | 株式会社キャップドゥ