皆様、こんにちは。
株式会社キャップドゥー・ジャパン代表の森田晃輝です。

2025年も残すところわずかとなり、こうして一年の締めくくりとして、皆様に言葉を届けられることを大変ありがたく感じています。
本記事は、キャップドゥー・ジャパンとしての2025年最後の振り返りであり、同時に、日頃から支えてくださっているお客様、パートナーの皆様、関わってくださるすべての方々へ向けた一年間のお礼、そして2026年に向けた決意表明として書いています。

やりたいことの前に、やるべきことがある

まず、この記事全体の前提として、私が強くお伝えしたい考えがあります。

それは、
「やりたいことの前には、必ずやるべきことがある」
ということです。

これは、ビジネスでも、人生でも、そして私自身の日常でも、年齢を重ねるごとにより強く実感していることです。

やりたいことを語るのは楽しい。
夢を描くのはワクワクする。
新しい挑戦を思い描くのは希望に満ちています。

しかし、その前に必ず問われるのが、
「今日、何を積み上げたか」
「目立たないけれど、必要なことをやり切っているか」
という問いです。

2025年という一年は、私にとって、この前提を改めて身体で思い出した一年でした。

10月、朝5時のトレーニングを再開した理由

私事ではありますが、今年の10月から、朝5時に起きて行うトレーニングを再開しました。

実は、しばらくの間、トレーニングから離れていました。
忙しさを理由にしたり、体調を理由にしたり、「また落ち着いたらやろう」と先送りにしていた時期がありました。

しかし10月、ふと立ち止まったときに思ったのです。

「今の自分は、“やりたいこと”のことばかり考えていないか」
「本当に大事な“やるべきこと”から目を逸らしていないか」

そして、朝5時に起きるという、ある意味とても地味で、きつく、誰にも評価されない行動に、もう一度戻ろうと決めました。

朝5時、アラームが鳴った瞬間の葛藤

朝5時。
スマートフォンのアラームが鳴ります。

正直に言えば、今でも一瞬で起きられるわけではありません。
布団の中で、さまざまな葛藤が生まれます。

「今日は少し休んでもいいんじゃないか」
「昨日も頑張ったしな」
「明日からでもいいんじゃないか」

この最初の一歩が、とにかく重たい。

一方で、釣りに行く日や、ロアッソ熊本の試合の日など、楽しみにしている予定がある日は、驚くほどスッと起きられる。
ここに、はっきりとした違いがあります。

やりたいことの一歩目は軽い。
やるべきことの一歩目は重い。

この感覚は、ビジネスそのものだと感じました。

「達成感」と「満足感」は、まったく違う

朝のトレーニングを終えた後、私の中に残る感情は「満足感」ではありません。
どちらかと言えば、「達成感」です。

「よくやったな」
「今日も逃げなかったな」
そんな、静かな自己承認です。

一方で、やりたいことをやったときには、心が満たされるような「満足感」があります。

どちらが良い、悪いではありません。
しかし、この二つは役割がまったく違う。

・達成感は、土台をつくる。
・満足感は、その上に花を咲かせる。

この構造に気づいたことは、10月からのトレーニング再開によって得た、非常に大きな学びでした。

10年間の起業人生を振り返って思うこと

キャップドゥー・ジャパンを立ち上げてから、気づけば10年が経ちました。

振り返ってみると、
「やりたいことばかりをやってこれたか？」
と問われれば、答えははっきりと「NO」です。

むしろ、
・やりたくないこと
・地味で評価されないこと
・時間がかかること
・誰にも気づかれないこと

そういった「やるべきこと」を、どれだけ積み重ねてきたかの歴史だったと思います。

そして、その積み重ねがあったからこそ、今、やりたいことの質が上がり、自由度が増している。
この感覚は、10年経った今だからこそ、強く実感しています。

2025年という一年を振り返って

2025年は、キャップドゥー・ジャパンにとっても、私個人にとっても、原点回帰の一年でした。

派手な変化よりも、
・基礎の見直し
・考え方の整理
・日々の積み重ね

そういった部分に、より意識を向けた一年だったと思います。

・お客様との関係性
・社内の仕組み
・自分自身の向き合い方

どれも一朝一夕では変わらないものですが、「ちゃんとやるべきことをやろう」という姿勢を、改めて大切にしてきました。

心からの感謝を込めて

2025年を無事に終えられるのは、間違いなく皆様のおかげです。

お客様として関わってくださった方。
パートナーとして支えてくださった方。
厳しいご意見をくださった方。
長く見守ってくださっている方。

本当に、ありがとうございます。

キャップドゥー・ジャパンは、「共に歩む」ことを大切にしてきました。
この価値観を、これからも変えるつもりはありません。

2026年は「ひのえ午」の年

来年2026年は、干支で言えば「ひのえ午（丙午）」の年です。

ひのえ午は、
・勢い
・前進
・エネルギー
を象徴すると言われています。

しかし、勢いだけで突き進むのではなく、2025年に積み重ねてきた「やるべきこと」を土台に、2026年はより大きな挑戦へ進んでいきたいと考えています。

最後に

やりたいことの前に、やるべきことがある。
この当たり前のようで、つい忘れてしまう前提を、2025年の最後に、もう一度皆様と共有できたら嬉しいです。

2026年も、キャップドゥー・ジャパンは、
・地に足をつけ、
・一歩一歩、
・共に歩んでいきます。

本年も、本当にありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社キャップドゥー・ジャパン
代表取締役
森田 晃輝

2025年 年末年始休業のお知らせ

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