【第2弾】台灣企業との新たな挑戦!『kotodoor AI platform.(コトドア)』が世界のビジネスを繋ぐ

2024年に開催した台湾セミナーをきっかけに、台湾と日本のビジネス間に新しい“つながり”がいくつも生まれました。
その広がりの中で、2025年4月、私たちは再び台湾を訪問し、新たなサービスの展開をいたしました。
今回は、その台湾滞在最終章となる第2弾をお届けいたします。
そして、台湾企業Senoo IT Consulting Corp.様と共同で取り組む、新しいサービス、「kotodoor AI platform.(通称:コトドア)」について改めてご紹介いたします。
第1弾の記事や過去の台湾でのセミナーの様子などはこちらをご覧ください。
2024年の台湾訪問はこちらをご覧ください。
セミナーから生まれたご縁が、新たなサービスへ
セミナーを通じて生まれたご縁の中で、妹尾資訊管理顧問有限公司 (Senoo IT Consulting Corp.)様と出会いました。
台湾と日本、それぞれの現場で感じていた「言語の壁によるコミュニケーションの難しさ」という共通課題をきっかけに、互いの強みや視点を持ち寄りながら、チャットワーク上で活用できる翻訳Botの開発と提供について話が進んでいきました。
そして、台湾と日本のビジネスの現場をよりスムーズに、また自然に繋ぐための新たな取り組みとして、ここから歩み始めたのが「kotodoor AI platform.(通称:コトドア)」です。
妹尾資訊管理顧問有限公司 (Senoo IT Consulting Corp.)様
台湾で活躍される日系企業の皆さまの発展のお手伝いをすることを目指して立ち上げた会社です。
IT顧問サービス、生成AI活用プロダクト、中国語オンラインレッスンといったサービスやプロダクトを提供しております。
総経理 妹尾正和様より
公式サイト:https://www.senoo-it.com/
kotodoor AI platform.(コトドア)とは
「kotodoor AI platform.(通常:コトドア)」は、Chatwork上で翻訳したい言語のアイコンにメンションして会話することで自動で翻訳し、多言語でのやり取りをリアルタイムに支援するAI 翻訳Botです。
「kotodoor」が目指すのは、異なる言語や文化、役割や立場の違いを越えた対話が生まれ、信頼が育つ“扉”をひらく、翻訳コンシェルジュのような存在を目指しています。
サービスの特徴
- ●Chatworkに投稿されたメッセージをBotが即時自動翻訳
- ●8か国語の翻訳が可能(2025年5月現在)
- ●メンションするだけの簡単操作
- ●Chatwork導入によりコミュニケーションの無駄を削減
- ●14日間の無料トライアルあり
提供について
無料トライアルの事前申し込みを開始しております。
「言語の壁をなくしたい」「コミュニケーションコストの削減をしたい」「まずは試してみたい」「導入の手間をかけずに始めたい」という企業様にもフィットする仕様となっています。
ぜひお気軽に無料トライアルをお試しください。
無料トライアルは「kotodoor特設サイト」にてお申し込みいただけます。
「kotodoor」のプレスリリースはこちらをご覧ください。
現地での意見交換とあたたかな懇親の時間
台湾滞在中にはSenoo IT Consulting Corp.様のオフィスを訪問し、サービスの利用シーンや今後の拡張機能について意見交換を行いました。
生成AIを活用した他のプロダクトのご紹介も受けながら、どのようにAIを実務に取り入れ、現地企業の課題解決に活かしているのかを知ることができました。
単なる技術紹介にとどまらず、「この機能が現場でどう使われているのか」「何に困っているお客様が多いのか」といったリアルな声と事例に触れたことで、私たち自身のサービス開発にも新たな視点が加わる、学び多い時間となりました。
また、訪問後には、ドラマ「孤独のグルメ」にも登場した台北の人気店「長白小館(チャンバイシャオグァン)」へ。
名物の酸菜白肉鍋は、自分で調合するタレとともにいただく“コクうま”な味わいが印象的で、仕事を忘れて会話が弾むあたたかなひとときに。

こうした交流を通して、ただの開発パートナーという枠を超え、お互いの価値観や人柄に触れることができました。
特に、妹尾様とキャップドゥーメンバーとの間には、出身地などに思いがけない共通点も多く、ぐっと距離が縮まったように感じます。
人と人との信頼や理解があってこそ、技術もサービスもさらに良いものになっていく──そのことをあらためて実感した時間でした。

(右)代表の森田 (左)Senoo IT Consulting Corp. 妹尾様

今回の旅のお供をご紹介
今回の台湾訪問やプロジェクトのやりとりにおいても、私たちの活動を支えてくれたのが日々活用しているクラウドツールの数々です。
その中でも特に活躍した主要ツールをご紹介します。
kintone
kintone(キントーン)とはサイボウズ株式会社が提供しているクラウド型の業務アプリケーション作成サービスです。
「アプリ」と呼ばれる業務システムをユーザーが簡単に作成できることが最大の特徴で、業務・用途にあわせて自由にカスタマイズすることもできます。
kintoneはキャップドゥー・ジャパンの基幹システムとして、社内情報などをまとめています。
monday.com
世界180か国以上、20万社以上の企業が導入しているクラウド型のワークマネジメントプラットフォームです。
業務タスクやプロジェクトの進行状況をチームで「見える化」し、誰が・何を・いつまでにやっているのかをリアルタイムに共有できます。
さらにノーコードでの自動化や外部ツール連携(Slack, Gmail, Zoom, Google Workspace, Salesforceなど)にも対応しています。
単なるプロジェクト管理ツールではなく、「チームの共創を支えるプラットフォーム」。それが、monday.comです。
Chatwork
「kotodoor」の基盤となるチャットツール。
Chatwork(チャットワーク)は、遠く離れた人ともリアルタイムでチャットが行えるチャットツールです。
Chatworkは、チャット(文字での会話)ができるだけでなく、大きいサイズのファイルを送信したり、ビデオや音声通話も可能な、ワーケーションや出張には必要不可欠なツールの1つです。
“共に歩む”サービスを、これからも
最後に…
「kotodoor」は、セミナーで生まれたご縁から始まり、現地での出会い、対話、そして人と人とのつながりを通じて形になった、台湾と日本の協業のひとつのカタチです。
サービスがスタートした今もなお、現場のリアルな声に耳を傾けながら、より使いやすく、より自然に寄り添える存在へと進化を続けています。
言葉の壁を越えて、互いのビジネスをもっと近く、もっとなめらかに。
「kotodoor」が、台湾と日本、そして世界をつなぐ“共に歩む”パートナーとして、多くの企業の皆さまのそばにいられるよう、私たちも共に歩み続けてまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。