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【製造業向け:後編】CapDo.JAPANがご提案するAI時代のシステム環境 ~それぞれのサービスが持つ役割と、AIとともに働くための考え方~

【製造業向け:後編】CapDo.JAPANがご提案するAI時代のシステム環境 ~それぞれのサービスが持つ役割と、AIとともに働くための考え方~

はじめに

キャップドゥー・ジャパン代表の森田です。

前編では、「AI時代に企業が準備したいシステム環境」をテーマに、AIを導入することが目的ではなく、AIが力を発揮できる環境を整えることが重要であるという考え方についてお伝えしました。

AIは日々進化しています。

文章を作成し、会議を要約し、画像を生成し、プログラムまで作れるようになりました。

しかし、どれだけAIが進化しても、その能力を十分に発揮するためには「土台」が必要です。

人が能力を発揮するために働く環境が大切であるように、AIにも働きやすい環境があります。

後編では、その考え方を踏まえ、CapDo.JAPANが製造業のお客様へご提案しているシステム環境についてご紹介します。

なお、本記事でご紹介する構成は、あくまでも私たちが多くの製造業のお客様をご支援する中で培ってきた考え方の一例です。

企業ごとに業務内容や課題、将来のビジョンは異なります。

だからこそCapDo.JAPANでは、「この製品が正解です」というご提案ではなく、お客様と一緒に最適なシステム環境を考えることを大切にしています。

AI時代だからこそ「役割分担」が重要になる

【製造業向け:後編】CapDo.JAPANがご提案するAI時代のシステム環境 ~それぞれのサービスが持つ役割と、AIとともに働くための考え方~

製造業では、日々膨大な情報が生まれています。

販売情報、生産計画、在庫、品質管理、図面、CADデータ、写真、動画、PDF、Excel、メール、会議資料…。

それぞれの情報には役割があり、性質も異なります。

以前は、「一つのシステムですべてを管理できれば理想的」と考えられることもありました。

しかし、AI時代になった今、私たちはその考え方が少し変わってきていると感じています。

なぜなら、AIは一つのシステムだけを見て仕事をするわけではないからです。

AIは、さまざまな場所に存在する情報を活用しながら、人の仕事を支援します。

だからこそ重要なのは、「どこに何の情報を持つのか」を明確にすることです。

人にも得意分野があるように、システムにも得意分野があります。

基幹業務が得意なシステム。

現場改善が得意なシステム。

情報共有が得意なシステム。

データ連携が得意なシステム。

それぞれが自分の役割に集中し、お互いが連携することで、AIも本来の力を発揮しやすくなります。

私たちは、この「役割分担」という考え方が、これからのシステム構築でますます重要になると考えています。

基幹業務を支える「CapDo.クラウド」

企業経営の中心には、必ず基幹業務があります。

販売管理、生産管理、購買管理、在庫管理、原価管理など、企業活動の土台となる情報です。

これらの情報は、「正確であること」「継続して管理できること」が何より重要です。

世の中には多くの優れたERPや基幹システムがあります。

CapDo.JAPANでは、その選択肢の一つとして、自社開発の「CapDo.クラウド」をご提案しています。

CapDo.クラウドは、製造業や卸売業のお客様を中心に、業務内容に合わせて柔軟に構築できることを特徴としています。

私たちは基幹システムを、「AIのためのシステム」だとは考えていません。

企業活動の事実を記録し、企業の資産となるデータを正確に管理することが最大の役割です。

AIは、その正しいデータがあるからこそ分析ができ、提案ができ、判断を支援できます。

つまり、AIが活躍するためには、まず企業の土台となる基幹データが整っていることが大前提なのです。

現場改善を支える「サイボウズ kintone」

一方で、現場には日々さまざまな改善テーマが生まれます。

品質管理、設備点検、改善提案、日報、問い合わせ管理、承認フローなど、現場の課題は企業ごとに異なります。

こうした改善活動を支えるプラットフォームとして、CapDo.JAPANではサイボウズ kintoneをご提案することが多くあります。

私たちが魅力を感じているのは、「現場が自ら改善できる」という考え方です。

システム部門だけが改善するのではなく、現場の担当者が主体となって改善を積み重ねていける環境。

この文化こそが、AI時代にも非常に重要だと考えています。

AIは改善のアイデアを出すことはできます。

しかし、「どの業務を改善すべきか」「どの運用が自社に合っているか」を判断するのは、現場で働く人です。

だからこそ、人とAIが協力しながら改善を続けられる環境づくりが重要なのです。

Google Workspaceは「企業の知識」を育てる場所

Google Workspaceというと、メールやオンライン会議のイメージを持たれる方も多いかもしれません。

もちろん、それらも大切な役割です。

しかし、私たちはGoogle Workspaceを「企業の知識を育てるプラットフォーム」として捉えています。

Google Driveには図面や資料が保存されます。

Googleドキュメントには議事録やマニュアルが蓄積されます。

Google Chatには日々のやり取りが残ります。

Google Meetには会議の内容があります。

つまり、会社の日常業務そのものが知識として蓄積されていくのです。

そして、その知識を活用するのがGeminiです。

文章作成だけではありません。

過去の資料を参考に提案書を作成したり、議事録を要約したり、アイデアを整理したりと、AIが日常業務を支援する場面は今後さらに増えていくでしょう。

さらにGemini Notebookを活用すれば、社内マニュアルやPDF、規程集、過去の提案資料などをAIが理解し、必要な情報を探し出すことも可能になります。

AIは知識がなければ仕事ができません。

だからこそ、企業の知識を整理し、蓄積する環境が重要なのです。

ASTERIA Warpは「つなぐ」という役割を担う

それぞれのシステムが役割を持つと、今度は「どう連携するのか」が重要になります。

基幹システム。

kintone。

Google Workspace。

これらがバラバラに存在していては、本来の価値を発揮できません。

CapDo.JAPANでは、多くのプロジェクトでASTERIA Warpをご提案しています。

ASTERIA Warpは、異なるシステム同士をノーコードで連携できるデータ連携プラットフォームです。

データを安全に、必要なタイミングで、必要な場所へ届ける。

この役割を担っています。

AI時代だからこそ、情報を一か所へ集めるのではなく、必要な情報が適切につながる環境が重要になります。

システム同士を無理に統合するのではなく、それぞれの役割を尊重しながら連携させる。

これが、私たちが大切にしている考え方です。

AIは「判断」を代わるものではない

最近では、「AIが仕事を奪う」という話題を耳にすることがあります。

しかし、私たちは少し違う視点で考えています。

AIは、文章を作ることもできます。

分析もできます。

要約もできます。

資料作成も得意です。

一方で、「どの判断をするべきか」「どの方向へ進むべきか」という経営判断や現場判断は、人が担うべき役割です。

AIは優秀なパートナーにはなれます。

しかし、企業の理念や文化、お客様との関係性まで理解して意思決定することはできません。

だからこそ、人は「判断」「改善」「創造」に集中し、AIには「整理」「分析」「要約」といった業務を任せる。

この役割分担こそが、AI時代の働き方ではないでしょうか。

CapDo.JAPANが考える理想のシステム環境

【製造業向け:後編】CapDo.JAPANがご提案するAI時代のシステム環境 ~それぞれのサービスが持つ役割と、AIとともに働くための考え方~

私たちが目指しているのは、「一つのシステムですべてを解決すること」ではありません。

それぞれが得意分野を持ち、お互いを補完し合う環境です。

例えば、

  • CapDo.クラウドが企業の基幹データを管理する。
  • kintoneが現場改善を支える。
  • Google Workspaceが知識を蓄積する。
  • GeminiやNotebookLMが知識を活用する。
  • ASTERIA Warpがそれらを安全につなぐ。

それぞれの役割が明確になることで、AIも必要な情報へアクセスしやすくなります。

結果として、人の仕事もより効率的になり、継続的な業務改善へとつながります。

まとめ

AIは、これからも進化し続けます。

数年後には、今では想像できない働き方が当たり前になっているかもしれません。

しかし、その未来になっても変わらないものがあります。

それは、「正しいデータを整え、役割を明確にし、人とAIが協力できる環境をつくること」です。

AIは魔法ではありません。

だからこそ私たちは、システムを販売する会社ではなく、お客様と一緒に未来の働き方を考えるパートナーでありたいと考えています。

AI時代だからこそ、一つの製品だけを見るのではなく、企業全体のシステム環境を見直してみる。

それが、これからの製造業にとって大きな競争力につながるのではないでしょうか。

最後に

前編・後編と、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

2回にわたり、AI時代に企業が準備すべきシステム環境について、私たちCapDo.JAPANの考え方をご紹介させていただきました。

AIはこれからも進化を続け、企業を取り巻く環境も大きく変化していくでしょう。

しかし、どれだけ技術が進化しても、「企業の業務を理解すること」「正しいデータを整えること」「人が働きやすい環境をつくること」の重要性は変わらないと私たちは考えています。

CapDo.JAPANは、特定の製品やサービスを販売することを目的としている会社ではありません。

お客様一社一社の業務や課題、そして将来目指す姿を丁寧にお伺いしながら、「AI時代に本当に活きるシステム環境」を一緒に考え、共に歩むことを大切にしています。

「AIを活用したいけれど、何から始めればいいのかわからない。」

「現在利用しているシステムのままでAIを活用できるのだろうか。」

「自社に合ったシステム構成を一度整理してみたい。」

そのようなお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

CapDo.JAPANでは、システム構成やAI活用に関する無料相談も承っています。

現在の環境を拝見しながら、お客様にとって最適な方向性を一緒に考えさせていただきます。

もちろん、「まずは話だけ聞いてみたい」という段階でも大歓迎です。

私たちは、「売ること」よりも「お客様にとって最適な選択肢を一緒に考えること」を大切にしています。

AI時代だからこそ、企業ごとに最適なシステム環境があります。

その答えを、お客様と一緒に考え、共に未来をつくっていくことが、CapDo.JAPANの使命です。

これからも、「共に歩む」という理念のもと、皆様の業務改善、そしてAI時代の新しい働き方をご支援してまいります。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

【製造業向け:後編】CapDo.JAPANがご提案するAI時代のシステム環境 ~それぞれのサービスが持つ役割と、AIとともに働くための考え方~