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クラウド豆知識

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【前編】ワーケーションで社会課題を解決!2023年夏の北海道ワーケーション

息子の初めての夏休みに北海道ワーケーションを実施!

2023年の夏、キャップドゥー・ジャパン代表の森田が、再び北海道ワーケーションを実施しました。

そもそもワーケーションとは?

ワーケーションとは、「ワーク/Work(仕事)」と「バケーション/Vacation(休暇)」をかけあわせた造語で、アメリカからはじまったとされています。

「仕事と休暇を同時にってどういうこと?」と思うかもしれませんが、具体的には温泉地やビーチなどの旅行先・バカンス先に長期間滞在し、バカンスを楽しみながら同時に仕事も行うという、新しい働き方です。

キャップドゥー・ジャパンでは、2020年末頃から2021年10月末までの間に、鹿児島県指宿市と長崎県五島列島に合計6ヶ月間のワーケーションを実施してきました。

また、昨年(2022年)の夏には初めて九州以外となる北海道ワーケーションを実施しました。

キャップドゥー・ジャパンがこれまでに実施したワーケーションについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

2023年夏の北海道ワーケーションの概要

2023年夏の北海道ワーケーションは、以下のスケジュールで実施しました。

  • ○目的地:北海道
  • ○日数:8月7日~8月19日(11泊12日)
  • ○滞在箇所:旭川~小樽までの計7箇所
  • ○使用したツール:Dropbox、Dropbox Paper、限界突破Wi-Fi、kintone、マネーフォワード クラウド、Google Workspaceなど

また、今回の北海道ワーケーションは、これまでと違い「息子の初めての夏休み」に合わせて実施しました。詳しくは、次の項目でご説明いたします。

2023年夏の北海道ワーケーション開催経緯

ここからは、キャップドゥー・ジャパン代表の森田が、2023年夏に実施した北海道ワーケーション開催経緯について、詳しくご説明していきます。

夏休みに息子を預ける先がなかった

今回の北海道ワーケーションの一番の動機は、初めての夏休みを迎える小学1年生の息子の預け先がなかったことにあります。

幼稚園・保育園の頃は「夏休み」というものがなく、親にとっても初めての「夏休み(子どもの長期休み)」でした。代表の森田は夫婦共働きで会社経営をしているため、最初は夏休み限定の学童保育に預けることも考えたのですが、すでに一杯になっていて断念しました。

息子も親も初めての「夏休み」を充実させたかった

そこで、テレワークをしながら息子と過ごすことも考えましたが、せっかく息子も親も初めての「夏休み」でしたので、充実させるために「北海道ワーケーション」の実施を決めました。

北海道ワーケーションを実施するにあたって、ワーケーション中は夫婦が交代で子どもの体験に付き合い、片方は仕事をするということを決めました。また、2歳未満の下の子も連れてのワーケーションなので、どうしてもどちらかは育児をする必要がありました。

スケジュールは「Dropbox Paper」で管理した

2023年の夏休みに実施した北海道ワーケーションで大活躍したのが、「Dropbox Paper」でした。

「Dropbox Paper」とは?

「Dropbox Paper」は、オンライン上のワークスペースで、テキストや画像、動画、ファイル、WebサイトURLなどを自由に貼り付けることができます。

また、他のユーザーと共同で作業することができるので、チーム内での作業メモや、アイデアの貼り付け、スケジュール管理などさまざまな用途で使用することができます。

夫婦間のスケジュール共有にすごく役立った

「Dropbox Paper」を活用することで、ワーケーション中の夫婦間のスケジュール共有がすごく楽になりました。

具体的には、ワーケーション中に利用する宿泊施設やレンタカー、寄りたい食堂、ロープウェイやラフティングなど遊ぶ場所の情報などを、「Dropbox Paper」を活用して夫婦間で共有しました。

これにより、夫婦それぞれのスケジュールをお互いが把握しやすくなり、ワーケーション中も上手に連携をとりながら「仕事」と「息子との体験」と「育児」を両立することができました。

2023年夏の北海道ワーケーションで良かったことや発見したこと

ここからは、2023年の夏休みに実施した北海道ワーケーションで、良かったことや新しく発見したことについて触れていきます。

夏休み中の息子に多くのことを体験させてあげられた

今回の北海道ワーケーションでもっとも良かったことは、夏休み中の息子に多くのことを体験させてあげられたことです。

熊本でテレワークをしながら夏休みを過ごす選択肢もありましたが、その場合では決して体験できなかった数々の思い出をつくってあげることができました。

北海道テレワークの体験について詳しくは、後編記事でお伝えする予定です!

車の中は最高の「コワーキングスペース」

また、今回の北海道ワーケーションも、移動手段は車(レンタカー)が中心となりました。ワンボックスのレンタカーを借りたのですが、車の中に電源もついているので、最高の「コワーキングスペース」として活用することができました。

ワーケーション中の課題の1つに「仕事場(コワーキングスペース)の確保」がありますが、今回のワーケーションでワンボックスのレンタカーさえ借りれば、その問題が解決できることがわかりました。

また、北海道は地域によっては特定の電波が届きにくい場所もあるのですが、限界突破Wi-Fiを活用することでどこにいてもインターネットにつながるので、場所を気にせずに仕事をすることができました。

「車(ワンボックスカー)×限界突破Wi-Fi」は、ワーケーション中の必須アイテムと言っても良いかもしれません。

限界突破Wi-Fiについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

コンドミニアムで普段のリズムで生活できた

夏休みに家族で北海道ワーケーションをするにあたってこだわったのが、いかに「普段どおりの生活リズムで過ごすか」でした。

ワーケーション中はホテル生活になるので、どうしても普段の自宅のリズムで生活するのが難しくなります。そこで今回は、キッチン付きホテル(コンドミニアム)をメインで借りることにしました。

コンドミニアムに泊まることで、外食をしなくても自分たちで自宅にいるように料理をすることができます。たとえば日持ちするシチューなどを作っておけば、子どもはお腹が空いたときに食べることができます。

このように、小さいお子様がいるご家庭でも、工夫をすることでワーケーションを成立させることができると思います。

ワーケーションは社会課題を解決できる手段になりうる

この記事では、キャップドゥー・ジャパン代表の森田が息子の夏休み期間に実施した北海道ワーケーションについてご紹介してきました。

今回の北海道ワーケーションは、「夏休み中の息子の預け先がない」ことがきっかけでスタートしました。全国の共働きのご家庭では、今回のような「子どもの預け先が見つからない」という問題が多数発生しているのではないかと思います。

そんなとき、行政の課題解決を待つのも良いですが、自分たちができる解決手段として「ワーケーション」があるのではないかと、今回の北海道ワーケーションを通じて気付くことができました。

ただの旅行を“ワーケーション”に

もちろん、遠出をしたり外泊は金銭的にも負担になりますので、たとえば近場であったり親戚の家に何泊か泊まるなどでも良いと思います。そのとき、旅先で「仕事ができる環境」が整っていれば、ただの旅行ではなく“ワーケーション”にすることができます。

後編となる次回の記事は、北海道ワーケーション中に息子と一緒に体験できたことや、交流した人、さまざまな出来事などをご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

なお、会社の福利厚生でワーケーションを導入したい企業様や、ワーケーションができる企業にするためのDX(業務改善)が必要な企業様は、キャップドゥー・ジャパンまでお気軽にご相談ください。