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総集編!6ヶ月間の指宿・五島列島ワーケーションを総まとめ

キャップドゥは合計6ヶ月間のワーケーションを実施

キャップドゥでは、2020年末頃から2021年10月末までの間に、合計6ヶ月間のワーケーションを実施してきました。

この記事では、6ヶ月間のワーケーションの総括や、ワーケーション先として選んだ指宿と五島列島の違いなどについてご紹介していきます。

そもそもワーケーションとは?

ワーケーションとは、「ワーク/Work(仕事)」と「バケーション/Vacation(休暇)」をかけあわせた造語で、アメリカからはじまったとされています。

「仕事と休暇を同時にってどういうこと?」と思うかもしれませんが、具体的には温泉地やビーチなどの旅行先・バカンス先に長期間滞在し、バカンスを楽しみながら同時に仕事も行うという、新しい働き方です。

初めは指宿に3ヶ月間ワーケーション

キャップドゥが最初のワーケーション先として選んだのは、鹿児島県指宿市でした。指宿市は指宿温泉で知られる温泉地で、古来より「湯豊宿」とも呼ばれています。

はじめてのワーケーション先として指宿を選んだのには、以下のような理由があります。

  • ○熊本より暖かいところ(弊社が熊本にあるため)
  • ○温泉があるところ
  • ○海があるところ
  • ○魚が食べられるところ
  • ○何かあったらすぐ帰れるところ

これらの理由に関しては、明確な理由があったわけではありませんが、ワーケーションは半分休暇なので、ワーケーションを行う人が「行きたい場所」を優先することが大切だと思います。

指宿ワーケーションの様子について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>ワーケーションとは?自社導入でわかったメリット・デメリット(1ヶ月目) | 株式会社キャップドゥ

>>ワーケーション2ヶ月目!実体験だから分かったメリットや変化 | 株式会社キャップドゥ

>>総集編!3ヶ月のワーケーションでわかったメリットや今後の課題 | 株式会社キャップドゥ

続いて五島列島に3ヶ月間ワーケーション

キャップドゥが次なるワーケーション先として選んだのは、長崎県の五島列島でした。五島列島は、九州の西方、長崎港から西に100kmの場所にある列島です。大小あわせて152個の島々が、北東側から南西側の約80kmの間に存在しています。

五島列島ワーケーションでは、主に「家族でのワーケーション」をテーマにしています。その理由は、家族でワーケーションを行った場合の課題やメリットを、実際に行って確認したかったためです。そこで見つかった課題をもとに、今後のワーケーションの可能性やアプローチ方法を探っていくことが目的です。

五島列島ワーケーションの基本情報は以下の通りです。

  • ○ワーケーション期間:7月中旬~10月末までの約3ヶ月間
  • ○熊本から五島列島までの所要時間:約3時間半(タクシー、新幹線、飛行機)
  • ○テーマ:家族でワーケーション
  • ○宿泊先:自社でアパートを契約
  • ○コロナ対策:熊本出発前に抗原検査を実施/ワーケーション中も定期的な抗原検査を実施

五島列島ワーケーションの様子について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>五島列島でワーケーションスタート!今回は「家族」がテーマ | 株式会社キャップドゥ

>>家族で五島列島ワーケーション!仕事×遊び×教育のメリットが見えてきた【1ヶ月目】 | 株式会社キャップドゥ

>>五島列島ワーケーション2ヶ月目!SNSをきっかけに広がる交流【2ヶ月目】 | 株式会社キャップドゥ| 株式会社キャップドゥ

>>五島列島ワーケーション3ヶ月目!見えてきた五島の課題と解決策【3ヶ月目】 | 株式会社キャップドゥ| 株式会社キャップドゥ

指宿・五島列島ワーケーションで感じた共通メリット

ここからは、指宿・五島列島ワーケーションを通じて感じた、ワーケーションに共通するメリットについてご紹介します。

「遊び(やりたいこと)」が明確化できる

まず最も大きなメリットとして、「遊び(やりたいこと)」が明確化できる点が挙げられます。これはどういうことかというと、ワーケーション中でなくても、「仕事(ビジネス)」はある程度、目的などが明確化されています。 しかし、「遊び(やりたいこと)」はそうではなく、積極的に「○○へ行きたい」や「○○をしたい」といった欲求は、普通に生活しているとなかなか現れません。「○○でいいや」「○○でもいく?」といった消極的な提案になりがちです。

指宿や五島列島でワーケーションを行うことで、たとえば「温泉へ入りたい!」「あの喫茶店へ行きたい!」「ダイビングがしたい!」「釣りがしたい!」といった“遊び”の部分の欲求が明確になり、より積極的に遊べるようになりました。

結果として「仕事」の生産性アップに繋がる

「遊び(やりたいこと)」が明確化されることで、「仕事」の生産性アップにもつながります。

たとえば、「16時までに仕事を終わらせて温泉に行きたい」や、「16時から息子を迎えに行って釣りがしたい」という具体的な遊び(欲求)を抱くことで、「16時までに今日の業務を終わらせよう」といった具合にモチベーションがアップします。

モチベーションが高まることで、自然と仕事をするスピードや効率もアップするので、「遊び(やりたいこと)」の明確化が結果的に「仕事」の生産性アップにつながるのです。

健康的な体力づくりにもつながる

例えば指宿ワーケーション中は、指宿市内で毎朝4kmのラン&ウォークを行っていました。朝の海岸沿いを走っていると、空気が澄んでいてとても気持ちがよく、仕事へのモチベーションアップにもつながります。

また、家族で行った五島列島ワーケーションでは、毎日遊びも仕事もやりたいことにあふれているので、熊本に住んでいた頃よりも家族全員の就寝時間がだいぶ早く(平日は22時前後)なりました。そのため、家族全員の心と体が健康的になりました。

家族で行くことで「教育」にも繋がる

家族で行った五島列島ワーケーションでは、ワーケーション先の歴史や文化にふれることで、子どもの「教育」にもつながることがわかりました。

家族という観点から今回の五島列島ワーケーションのメリットを探してみると、子どもの食育・教育に良い影響を与えられる点が挙げられます。

たとえば、息子はワーケーション前は魚介類が苦手でしたが、五島列島ワーケーションで一緒に釣りをするようになってから、自分で釣った魚をちゃんと全部食べるようになりました。また、魚をさばく様子も間近で見せることで、「命を頂いている」ということを頭ではなく身体で学習できていると思います。

その他にも、五島列島の教会や練り物工場を見学することで、学校の授業だけでは学べない部分の教育にも役立っていると肌身で感じました。

SNSをきっかけとした交流を楽しめる

指宿でも五島列島でも、ワーケーション中は毎日SNSでワーケーションの様子を発信していました。その結果、そのSNSの発信を見た人たち等との交流が広がりました。

そのことを特に実感したのは五島列島ワーケーションの2ヶ月目で、SNSの発信を見た島民の方が、SNS上のメッセージやリプライで「島内をご案内しますよ」や「一緒に釣りに行きましょう」といったお誘いを送ってきてくださいました。

その結果、釣りに誘って頂き一緒に釣りをしたり、五島列島の様々なスポットを案内して頂いたり、自宅に招いてもらって美味しいお食事を頂いたりすることができました。

この経験を通じて、ワーケーションとSNSは非常に好相性であり、ワーケーションをする際は積極的に活用していくことで貴重な体験を得られることがわかりました。

地元の人を中心に人脈が広がる

また、ワーケーションを行うことで、地元の人との人脈も広げることができます。

指宿ワーケーションでは、元地域おこし協力隊の「たけちゃん」という仲間と知り合うことができました。この交流を経て、地域を活性化させることを目的とした「地域おこし協力隊」と、企業の「ワーケーション」の相性がとても良いと感じることができました。

五島列島ワーケーションでは、釣りをきかっけに男子高校生と知り合い、空いている時間に息子と遊んでくれるようになりました。その後、その男子高校生ともSNSでつながり一緒に遊んだり、高校生の視点からの「五島列島」の姿を知ることができました。

地域ごとの課題に直接触れることができる

ワーケーションでは共通のことかもしれませんが、地元の人と直に触れ合うことで、その地域特有の課題(主にワーケーション先として選ばれるための課題)が見えてきます。

例えば指宿であれば、世代間での考え方の違いから、一種の断絶が起きていると感じました。これは指宿に限らず、全国の観光名所共通の課題と言えるかも知れません。

また、五島列島であれば、「島内で経済を回すのが難しい」、「若者のほとんどが島外へ離れてしまう」、「人口も減っていく」、「島の中は耕作放棄地や空き家が増えていく」といった課題を浮き彫りにすることができました。

地域の課題解決のために積極的に参加していける

課題に直接触れることで、キャップドゥとして課題解決のためのアプローチを行うこともできます。

五島列島のケースであれば、「島外から来た人と島内に住んでいる人の連携プレーを強化していく」ことや、「『福岡と近い』という立地的メリットをもっと強調する」といった対策が考えられます。

具体的な対策が考えられるのも、自分自身でその地域でワーケーションを行い、地域課題を肌身で感じられたおかげだと思っています。

合計6ヶ月間のワーケーションを終えて

ここからは、合計6ヶ月間のワーケーションを終えて、キャップドゥが考える現時点でのワーケーションの総括を行っていきたいと思います。

ワーケーションは人生を豊かにする手段

結論として言えるのは、「ワーケーションは人生を豊かにする手段」であるということです。

キャップドゥの企業としての考え方として、もともと「仕事を目的としない働き方で豊かな生活を目指す」というものがありました。しかし、ワーケーションをする前は、本当の意味でその考え方を実践できてはいなかったんだと思いました。

普段の生活では、基本的に仕事を目的としていると思いますが、ワーケーションをすることで仕事は“手段”だと気づくことができました。仕事の先にある新たな出会いや、豊かな生活を“目的”にすることを、改めて学ぶことができました。

仕事を能動的に行えるようになる

メリットの部分でも書きましたが、ワーケーション中は目的(遊び)が明確化するので、とくに意識しなくても「仕事を早く終わらせよう!」と頑張るようになります。

その結果、仕事の能率もあがり、これまで7時間かかっていた業務を5時間程度に短縮できたり、業務を能動的に行っていく感覚を身に着けたりすることができると思います。

「明確な目的もなく、とりあえず目の前の仕事をこなしている……」

こんな人にこそ、ワーケーションは必要だとキャップドゥでは考えます。

企業も積極的に導入していくべき

このように、ワーケーションは社員が能動的に仕事に取り組むようになる手段のひとつであると、キャップドゥでは考えています。

働き方改革によって、企業側に従業員の有給取得義務が課されるようになりました。企業が従業員に対してワーケーションを推奨することで、有給の消化率をアップさせるメリットも期待できるでしょう。

つまり、企業が福利厚生などでワーケーションを助成・推奨することで、企業としては有給取得義務を果たせるだけでなく、従業員の能率アップや健康状態の改善も期待できると考えられます。

来年も日本のどこかでワーケーションしていきます!

この記事では、2020年末頃から2021年10月末までの間、キャップドゥがトータル6ヶ月間行ってきたワーケーションについての総括や、指宿・五島列島それぞれのワーケーション先で感じたメリット、課題などについてご紹介してきました。

しかし、キャップドゥのワーケーションはこれで終わりではありません。6ヶ月間のワーケーションを通じて、ワーケーションが企業にとっても一個人にとっても非常に有益であることがわかったので、来年も日本のどこかでワーケーションを実施する予定です。
その際は、また記事としてまとめてお届けするので、どうぞお楽しみに!

また、キャップドゥのワーケーション事業も、来年2月からスタート予定です。詳細が決まり次第、またブログ等で発表していきますので、こちらもお楽しみに!

ワーケーションの詳しいやり方やご相談、業務改善についてのご相談などございましたら、キャップドゥまでお気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ | 株式会社キャップドゥ