ビジネスにおけるインプットとアウトプットの最適なバランスとは?
そもそも「インプット/アウトプット」とは?
「インプット」や「アウトプット」という言葉は、ビジネスだけでなく、日常生活でもたびたび聞かれる言葉だと思います。はじめに、あらためて「インプット」と「アウトプット」の言葉の意味を確認しておきましょう。
インプット=知識・スキルを身につけること
日本語で「入力」となる「インプット」は、新しい知識やスキルを身につけることを指します。
たとえば、テスト勉強や授業の予習、WordやExcelなどツールの使い方の学習などが挙げられます。
アウトプット=身につけた知識・スキルを活かすこと
日本語で「出力」となる「アウトプット」は、身につけた知識やスキルを、実際に発揮することを指します。
たとえば、テスト勉強で身につけた知識をテストで活かす、学習したWordやExcelの使い方を実際の仕事で活かすなどが挙げられます。
上記で解説した通り、基本的にインプットとアウトプットはセットになっており、インプットした情報やスキルは、アウトプットすることではじめて意味があるとも言えます。
キャップドゥー・ジャパンのインプット事例
ここからは、キャップドゥー・ジャパンが実際におこなっているインプットの事例をご紹介していきます。
業務改善(DX)で“学びの時間”を創出
キャップドゥー・ジャパンでは、日常的に業務改善(DX)によって「仕事のための仕事」の時間を減らし、空いた時間を社員ひとり一人の“学びの時間”にしています。
学びの内容は基本的に社員の自主性に任せていますが、こうした“学びの時間”で得た知識やスキルを、あとでご紹介する「アウトプット」で活かせていると思います。
お客様サポートのなかで“気付き”を得る
また、日々の業務である「お客様サポート」のなかで得られる“気付き”も、ひとつのインプットであると考えています。
サービスを提供・サポートする側の視点だけでは限界があり、オンライン無料相談などを通じて実際にお困りになっているお客様と接することで、新たな“気付き”をインプットすることができます。
キャップドゥー・ジャパンが創業以来つづけているオンライン無料相談について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>キャップドゥー・ジャパンが創業以来つづけているオンライン無料相談とは? | 株式会社キャップドゥー・ジャパン
社員・経営層向けの教育制度を導入
キャップドゥー・ジャパンでは、経営層も含めた社員全員の「学び」を促すために、2022年から経営層向けの「経営的な学び」、社員全体向けの「心理的な学び」、社員が自発的に行う「技術的な学び」の3つを導入しました。
こうした学びの場も、重要なインプットの機会であるとキャップドゥー・ジャパンでは捉え、会社として積極的に導入・推進しています。
キャップドゥー・ジャパンの教育制度について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>キャップドゥー・ジャパンが2022年から始めた3つの教育制度とは? | 株式会社キャップドゥー・ジャパン
キャップドゥー・ジャパンのアウトプット事例
続けて、キャップドゥー・ジャパンがおこなっているアウトプットの事例についてもご紹介していきます。
学んだことを日々の仕事で実践
まず基本的なアウトプットとして、各自がインプットしたことを日々の業務で活かしていくことがあげられます。
たとえば、ツールの使い方をインプットしたのであれば、「1つの作業に費やしていた時間が以前よりも短くなった」といった成果が、アウトプット時に表れると思います。もし1回では成果が表れない場合でも、インプットとアウトプットを繰り返すことが重要です。
お客様サポートで気づいたことを社内で共有
また、お客様サポートのなかで得た気付き(インプット)は、社内で共有することでアウトプットしています。
社内で共有(アウトプット)することで、個人が得た貴重な気付きを、他の社員にも伝えることができます。その結果、お客様サポートなどサービスの品質を社内で均一化できるだけでなく、サービス品質の向上(レベルアップ)にも繋がります。
定期的に開催している社内勉強会でアウトプット
その他にも、定期的に開催している社内勉強会でもアウトプットしています。この勉強会は、社員が自主的に開催しているもので、朝の始業前に30分程度のスキルアップ勉強会を適宜開催しています。
このように、インプットで身につけた知識・技術・スキルは、さまざまな形でアウトプットが可能です。
経営者のアウトプット事例(キャップドゥー・ジャパン代表森田の場合)
経営者の方のなかには、「経営者はアウトプットできる場がすくない……」とお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
経営者であるキャップドゥー・ジャパン代表森田の場合、主に以下のアウトプットをおこなっています。
- ○定例のブログ会議(月1時間)
- ○コンサルの先生との会話(月1時間)
- ○社員とのコミュニケーション(雑談)
- ○お客様とのコミュニケーション
このように、アウトプットの場が少ないと思われがちな経営者であっても、日常の業務のさまざまな場所やサービスを利用することで、上手にアウトプットの場所を用意することは可能です。
キャップドゥー・ジャパン代表森田のアウトプット先について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>本社移転から4ヶ月!改めて感じたオフィスの価値と雑談の効果 | 株式会社キャップドゥー・ジャパン
>>【後編】一線級営業マンだった森田晃輝が、なぜ「営業DX」で営業0人の会社をつくれたか? | 株式会社キャップドゥー・ジャパン
「インプットばかり」になっていませんか?
この記事では、「インプット/アウトプット」の言葉の意味や、会社・ビジネスにおける「インプット/アウトプット」の機会・タイミングについてお話してきました。
インターネットの普及によって、今では簡単に「調べる」ことができます。また、ネットニュースや情報サイトを何気なく見るだけで、無意識のうちに「インプット」を日々おこなっています。
気がつけば「インプット」ばかりになってしまい、「アウトプット」がおろそかになっている……なんていうことは、現代人の多くの方が当てはまるかもしれません。しかし、この記事でも紹介したように、「インプット」は「アウトプット」があってはじめて“意味を持つ”と言えます。
業務改善(DX)でアウトプットの時間を確保しませんか?
「アウトプットの場を増やしたいけど、時間がない……」
そんな風にお困りの経営者様にこそ、RPAによる業務自動化や、iPaasによる業務効率化がオススメです。こうしたクラウドツールを活用して業務改善(DX)を進めることで、1日10分でも20分でも「アウトプット」の時間を確保することにつながります。
業務改善(DX)の進め方や、RPAやiPaaSなど各種クラウドツールについてのご質問は、以下の記事をご覧いただくか、キャップドゥー・ジャパンまでお気軽にお問い合わせください。
>>企業のDX(業務改善)が進むiPaaSとは?導入メリットや実用例 | 株式会社キャップドゥー・ジャパン