冬の小樽へ短期ワーケーション!冬の北海道で感じた厳しさや楽しさ
そもそもワーケーションとは?
ワーケーションとは、「ワーク/Work(仕事)」と「バケーション/Vacation(休暇)」をかけあわせた造語で、アメリカからはじまったとされています。
「仕事と休暇を同時にってどういうこと?」と思うかもしれませんが、具体的には温泉地やビーチなどの旅行先・バカンス先に長期間滞在し、バカンスを楽しみながら同時に仕事も行うという、新しい働き方です。
キャップドゥー・ジャパンがこれまでに実施したワーケーション
キャップドゥー・ジャパンでは、2020年末頃から2021年10月末までの間に、鹿児島県指宿市と長崎県五島列島に合計6ヶ月間のワーケーションを実施してきました。
また、昨年(2022年)の夏には初めて九州以外となる北海道ワーケーションを実施しました。
キャップドゥー・ジャパンがこれまでに実施したワーケーションについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>総集編!6ヶ月間の指宿・五島列島ワーケーションを総まとめ | 株式会社キャップドゥー・ジャパン
>>移動だけで約37時間!キャップドゥー・ジャパンの北海道ワーケーション1ヶ月目の様子 | 株式会社キャップドゥー・ジャパン
>>天気の良い日は北海道をドライブ!キャップドゥー・ジャパンの北海道ワーケーション2ヶ月目 | 株式会社キャップドゥー・ジャパン
>>ワーケーションで息子との時間が増えた!キャップドゥー・ジャパンの北海道ワーケーション3ヶ月目 | 株式会社キャップドゥー・ジャパン
今回、冬の北海道ワーケーションを実施した経緯
ここからは、冬の北海道ワーケーションを実施した経緯について解説していきます。
昨年の北海道ワーケーションで知り合った方からお誘い頂いた
今回の冬の北海道ワーケーションは、昨年(2022年)の夏におこなった北海道ワーケーションで知り合った「ハゼ釣りの師匠」からお誘いを頂いたことが実施のきっかけです。
夏の北海道はとても快適で過ごしやすく、楽しい思い出もたくさんできましたが、「冬を過ごさないと本当の北海道はわからない」という思いを抱いていました。
2月10日から4泊5日で北海道へ短期ワーケーションに出発!
お誘いをきっかけとして、冬の北海道を知るためのワーケーションに、家族全員で出発することになりました。今回の北海道ワーケーションは行き先は前回と同じく小樽で、2月10日から4泊5日のスケジュールです。
テレワーク先はハゼ釣りの師匠のお家をお借りした
今回の北海道ワーケーションでは、宿泊はホテルを利用しましたが、テレワークはお誘い頂いたハゼ釣りの師匠のお宅を使わせていただいていました。
そして、師匠から雪かきの方法など、いろいろなことを教えていただきました。あらためて、この場をお借りして感謝申し上げます。
短期ワーケーションで経験した冬の北海道の苦労
ここでは、冬の北海道ワーケーションで経験した様々な苦労について書いていきます。
朝は「雪かき」からスタート
冬の北海道の朝は、「雪かき」からスタートします。とにかく朝は雪かきをしないと、車庫から車を出せないほど小樽の地域は雪が降ります。
普段は熊本で仕事をしているキャップドゥー・ジャパン代表森田としては、雪自体も珍しい上に、雪かきが必要な積雪も初体験でした。
玄関・車庫・道路と雪かきをするのですが、慣れていない最初の頃は、1人だと1時間くらいかけて雪かきをしていました。また、雪かきは雪を集めるよりも、運ぶほうが大変なんだということも初めて知りました。
吹雪の中の車や徒歩での移動は危険さ・大変さを感じた
大変な雪かきを終わらせて車を出すと、今度は吹雪で視界が悪く、運転にすこし怖さを感じました。また、路面が凍結しているためスリップの危険もあり、「雪が降るなかでの運転の大変さ」も思い知りました。
短期ワーケーションで経験した冬の北海道の楽しさ
続けて、冬の北海道ワーケーションで体験した楽しさについてもご紹介していきます。
家族全員で「そり遊び」や「雪合戦」で遊んだ
まず、雪かきが必要なほどの雪を利用して、「そり遊び」や「雪合戦」を家族全員で楽しみました。ソリ遊びは、専用の場所が用意されており、家族3人が入れるほどの大きなソリで滑って遊ぶことができました。
また、息子とやる雪合戦もとても楽しく、時間を忘れて遊ぶことができました。ずっと九州で育った息子にとっても雪は新鮮で、とても喜んでいたのが印象的です。
息子と「ワカサギ釣り」を経験した
また、冬の北海道といえば「ワカサギ釣り」を思い起こす人も多いのではないでしょうか。今回の冬の北海道ワーケーションでも、ワーケーション滞在先のホテル近くで、息子と一緒に初めてワカサギ釣りを体験しました。
釣果は上々で、10匹以上のワカサギを釣ることができ、家族みんなで美味しくいただきました。
また、テレワーク先ではキタキツネとの素敵な出会いも経験できました。
ビールの冷やし方も雪国ならでは!
冬の北海道は、ビールの冷やし方も雪国ならではでした。
1つ目の方法は、「雪の中に直接ビールを刺す」です!(笑)
厄介だと思っていた雪でしたが、使い方次第ではこんな活用の仕方もあるのかと、雪国で暮らす人々の知恵に感心しました。
また、雪国ならではの「かまくら」を作り、そのなかにビールをいれて冷やす方法も印象的でした。
息子に「ビール取ってきて」と頼むと、嬉しそうに「かまくら」の中で冷えたビールや、雪の中に刺さったビールを取ってきてくれました。
もちろん、ビール以外にもジュースや缶詰も、雪のなかで冷やしていました!
冬の北海道ワーケーションを通じてキャップドゥー・ジャパンが感じたこと
最後に、冬の北海道ワーケーションを通じて、キャップドゥー・ジャパンが感じたことをご紹介していきます。
移動が大変な北海道(降雪地方)でこそテレワークが必要
この記事でご紹介したように、冬の北海道では「雪かき」から1日がスタートします。また、吹雪のなかの運転はとても大変で、危険もともないます。
その経験から、北海道のような積雪地方でこそ、もっとテレワークを普及させるべきであると感じました。そして、テレワークの仕組みを活用することで、札幌だけではなく小樽をはじめとした地方に住んでいても仕事がしやすくなり、北海道エリアの地方創生に繋がるのではないかと感じています。
ワーケーションは交流人口を増やす手段であることを再認識した
また、今回の冬の北海道ワーケーションは、昨年の夏の北海道ワーケーションを体験していなければ行くことはありませんでした。ワーケーション中は、ホテルに宿泊したり飲食店で食べたりすることで経済活動をします。
そして、ワーケーションが「人とのつながり」をつくります。夏と冬を経験した北海道にも、またきっとワーケーションに行くと思いますし、これまでキャップドゥー・ジャパンがワーケーションで訪れた指宿や五島列島にも、再びワーケーションで訪れたいと思っています。
このように、ワーケーションは「一度行って終わり」ではなく、ワーケーションでその土地を知って人間関係ができ、何度も訪れるようになっていくことが多いと考えられます。このことから、ワーケーションが「交流人口を増やす有効な手段」であることを、キャップドゥー・ジャパンでは改めて再認識しました。
今後も北海道のワーケーションやテレワークの仕組み構築にチャレンジしたい
今回の冬の北海道ワーケーションを通じて、キャップドゥー・ジャパンでは冬の北海道の厳しさ・楽しさを知ることができました。
この経験から、北海道の方にも熊本にワーケーション来て、九州を感じてもらいたいと感じました。また、先程も言った通り、積雪地方の北海道だからこそ、「テレワーク」や「ワーケーション」の必要性・重要性を強く感じました。
キャップドゥー・ジャパンでは、北海道のワーケーションやテレワークの仕組み構築に、今後も積極的にチャレンジしてきたいと考えています。
ワーケーションについての詳細やご相談、テレワーク、DX(業務改善)などのご相談は、キャップドゥー・ジャパンまでお気軽にお問い合わせください。